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フィンセント・ファン・ゴッホ / メトロポリタン美術館
真田丸
2016年、NHK大河ドラマ55作目。
2004年「新選組!」以来、
2度目の三谷幸喜脚本だ。
実はこの「新選組!」が、
僕が大河をじっくり見るようになった、
最初の作品だった。
それからなぜか2年ごとに観るようになる。
2008年「篤姫」2010年「龍馬伝」など、
幕末維新はいいが、どうも戦国が弱い。
2009年「天地人」も、
2014年「軍師官兵衛」も、キツかった。
だが「真田丸」は違う予感がした。
三谷幸喜は、期待に見事に応えた。
真田信繁の周りのキャラクターをしっかり描き、
父昌幸と兄信幸の家族の物語を中心に、
真田家の波瀾万丈をわかりやすく見せた。
だから真田家に直接関係しない、
本能寺や関ヶ原は大胆にカットした。
真田昌幸を演じた、草刈正雄がよかった。
原作ではないが、池波正太郎の
「真田太平記」を読み直した。
昔読んだ時より、よく理解できたように思う。
この大河から、娘も一緒に観るようになった。
最初から最後まで、毎回楽しみにしていた。
僕には一番嬉しい作品になった。