心で聞く

クリスマス会で
シスターがお話された

耳だけでなく
目で聞く
心で聞く

何よりその時の
自分の声を聞く

そして感じたことを
素直に人に話すこと

簡単ではないが
子どもでもできる

できることから少しずつでいい
それで世界が少しでも救われるのだ

今は文字で伝えることが多く
音で伝えることが減った

目で聞くともまた違う

人をことばで傷つける人は
だいたい怖がっている

そして怖いと人に言えない
弱さを見せることができない

まるで自分ではないか

自分の弱さを見せる
それには自分の弱さを認めることだ

そして許しを請うのだ

人は誰でも過ちをおかす
ほとんどたいしたことではない

むしろ失敗から学ぶ
それくらいのつもりで

強くなれるという誘惑
楽になれるという誘惑

恐怖と怒り
それこそ邪悪な道

立ち止まり声に出して
今に感謝しよう

そんな聖なる夜

12.25