最後の日曜日

遊園地だった

一日のプランは彼女が作り
我々は彼女に従った

午前中はここ
休憩はここ
午後はここ

時間があれば
ここかここ

かき氷ではなく
アイスはここ

温泉に移動
夕食は帰りにここ

だいたい混んでいたり
やっていなかったりで

思い通りにはいかないもの
その対応もほぼ完璧だった

切り替えもうまい

自分が多くの選択肢を
持っていたからだ

彼女は本当に
僕によく似ている

当たり前だと
人は笑うだろう

親子なのだ

5.29

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