サーフサイド・ビレッジはラビリンス
今年も6月に入って昼間の気温は上がり,また,夏が近づいていることが感じられます.イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』が似合う季節になってきました.この曲を聴くといつも,随分,前に閉館した日本のホテル・カリフォルニアと呼ばれていた『サーフサイド・ビレッジ』のことを思い出します.
随分昔の話.夜になり暗くなった畑の中の狭い道に,ロングノーズの車を走らせてホテルに辿り着いてチェックインしたことは,今も憶えています.暗闇を照らすヘッドライトの二条の光が印象的でした.ですが不思議なことにチェックアウトした後のことは何も覚えていません.
"You can check out any time you like
But you can never leave"
「あなたはいつでも好きな時にチェックアウトできます
でも決して、このホテルから出ることはできませんよ」
あっ!サーフサイド・ビレッジは迷宮(labyrinth)?
あなたも私も,誰もがチェックアウトして,それぞれの場所に帰ってきたつもりですが,実は誰もチェックアウトしてはいなくて,まだ,ホテルの中にいるのかもしれませんね.今まで気づかなかったけれど.
支配人.もし,新しいサーフサイド・ビレッジが出来たらメールを下さいね.「サーフサイドへようこそ」と.
それでは,また,何時か何処かで.
Hotel California - Eagles | Live - 1994 (HD)
https://www.youtube.com/watch?v=F-UviRpjrYQ