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学振日記⑦ 2度目の提出

前回の投稿から少し時間が空いてしまいました。ひとえにDC2の申請書に忙殺されていたからです。長かった戦いもこれでひと段落(決着がついたという意味ではありません)、やっと自分の研究やnote更新を本格的に進めることができます。遅ればせながら今年度の申請書の出来栄えや反省点を振り返ってみます。

研究計画

研究計画に関しては前回よりかなりよくなったと思います。ここで具体的な内容を書くわけにはいかないので抽象的な表現ばかりになってしまうのですが、とにかく明確で地に足ついた計画となるよう一新しました。DC1のときはあれもこれもと概念を詰め込みすぎてかなり飛躍した内容になっていたので、結果として方法が必要以上に複雑で、それゆえに冗長になってしまっていました。扱う対象が複雑だったとしてもそれを明快に説明できるものこそ意義のある研究だということをこの1年間で痛感したので、そんな理想的な研究を意識しながら計画を考えました。
ただ、やはり博士課程なだけあってタスクが去年よりも多く、申請書に割ける時間が満足に取れなかった部分はあります。自分ひとりで推敲を繰り返し、他の人に見てもらう気力を十分に残せなかったのは反省点です。

自己PR

去年密かに点数が低かったのが自己PRのセクションです。理由としては、①業績の少なさ、②月並みな内容、あたりが考えられます。①については去年に比べると論文や学会発表、その他の業績が格段に増えており、ある程度対策改善されたのかなと思います。②について、本当に月並みな自己アピールだったとは思っていないですが、経歴と絡めてうまく記述できていたかどうかというと自信がありません。これに関してはやはり周りの人に意見を仰いでブラッシュアップしていく過程が必要なのでしょうが、上述のようにその過程をなおざりにしてしまったために、若干の不安が残る結果となりました。もしもう少し時間があったなら、研究室外の多くの人に申請書を見てもらっていろいろな角度から申請書を修正していきたかったです。

ひとまず安心

怠慢ゆえの不安を少しばかり残すこととはなってしまいましたが、重要なのは、今年も無事提出まで辿り着けたということです。完遂済みタスクたるDC2申請書は一旦脇に置いておいて、統計の勉強や研究発表と間近に迫った課題に専念することとします。日常へと戻っていくのです。

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