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学振日記⑤ 結果発表その1

9月末、ついに学振DC1の採否が発表されました。私も来年の生活と進路がかかっている身なので、人並み以上にはドキドキしながら結果を待っていました。一方で申請書の最終版にあまり満足できていないこともあり、内心今回はダメなんだろうな…という気持ちはありました。つまり覚悟は十分にできていました。
ここまで書いてしまったらもう結果を発表しているようなものですが、あえてしっかりと振り返ってみます。

結果

残念ながらDC1は不採用でした。
覚悟はしていたものの、微かながら半年間積み上げた期待が崩れる瞬間というのは精神にくるものがあります。
そんな中で、不採用者の中で上位20%との評価をもらえたのはせめてもの救いだったかもしれません。ツイッターで検索するとよく出てくる「評価が低すぎて悲しくなった」みたいなアイデンティティを揺るがされるようなことにはなりませんでした。ただこれは「研究環境の良さ」が本来低評価で然るべき私の研究計画を修飾しているにすぎない可能性が高く、素直に喜んではいけないような気もします。
さらに結果として後期課程へのモチベーションが中途半端に維持されてしまったことが吉と出るか凶と出るか、それは未来の自分にしかわかりません。まず未来があればよいのですが。
とにかく不採用は不採用と割り切って反省と改善あるのみです。

反省点

不採用の原因は、上にも書いたように申請書の完成度の低さ、これに尽きると考えています。提出日が近づくにつれて自分が何を書いているのか自分でもわからなくなってしまい、中途半端な修正を重ねた結果、論理も主張もない研究計画が出来上がってしまいました。
来年は自分が本当にやりたいことをもっとよく考え、芯の強い申請書が作れるよう励まないといけません。

来年「結果発表その2」とタイトルをつけるであろう記事では良い結果を報告できればいいなと思います。


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