イタリアンパセリを忍ばせたラザニエッテ 蝦のレモンバター
序章
とある日のこと。いつものように食材買い出しに。魚屋さんで、ぼちぼち青魚なんかもいいな〜、と思って見てた時のこと。
”蝦がいいなぁ”と、突然のご宣旨。
Why? Japanease people! 蝦どんだけ好きなん!このひと月で3回目ちゃうん、って、ま、いつものことですがwww。そういえば昨年は蟹の連打だったような。。。ま、美味しいんですが、、、この溢れ出てくる創作意欲の行き場はどこへ行けばいいの〜!って知るかい、ですね〜w。
という事情の自乗で、一つはご所望のアメリケーヌに、で、もう一つは、パスタの晴天の霹靂、は焼酎で、聖典のひとつ、”生パスタの技術”に載っててずっと気になってたラザニエッテも作ってみしょう、不如帰、な今日のお話。
あ、自由奔放出たとこ勝負、犬もあるけば棒に当たりまくり、な感じのわたくしめでも一応晴天は気持ちいいですね〜、じゃなくて聖典は見てます。み〜て〜る〜だけ〜、っていう噂もございますが(笑)。
この本に載ってるのって、お客様に喜んでいただくためにシェフたちが知恵と技の限りを尽くしてて、トーシロがホイホイ真似できるレベルではないんですが。いつかはこんな風に、なんて妄想だけは膨らんでて。ってどんだけ先のことになるか、ってか、そもそもできるようになるん?って。夢は大きく、って大きすぎやろ〜、ってねwww。
ラザニエッテ、ラザーニャの小っちゃいの、っていう意味らしく。語尾が変わると大きさが変わるみたいで、なんか可愛らしいですね。ジュリアがジュリエッタ、マリアがマリエッタ、アンジェラがアンジェリーナとか。ってことは、アンジェリーナ・ジョリーって、素敵な小さな天使って意味?!いえ、マレフィセントに出てくる彼女、大好きなんでwww。
生地を作る。
今回のラザニエッテは焼いて作るんで、食感を軽くサクッと歯切れの良い感じになるように、卵黄多めでオリーブオイル加えて。
タリアテッレ
アメリケーヌはいつものタリアテッレで。
ラザニエッテ
サクっとした食感出して、ハーブの香りを漂わせてもいいかな、で、イタパセ挟んでパスタより薄めに伸ばして。オリーブオイル塗り塗りしてグリルしてます。こうすると、葉を挟んだところが、水分でぷっくりして、食感が変わるので。
ちょっと焼き上がりが不均一ですが(笑)。葉が入ったところがぷっくり、イタパセが透けたりしてちょっと面白い感じに。。。薄焼きの南部煎餅みたい、っていう噂も(笑)。いっそのことコルツェッティとか型押しの丸いパスタ焼いて、イタリアン南部煎餅とか、って何考えてんでしょうねwww。
アメリケーヌ
これはいつもの通りなんで、写真だけ。少し軽めに仕上げたかったんで、玉葱とセロリだけで人参は無しで。
蝦さまはいつものアルゼンチン・アカエビ。三尾ほどラザニエッテの方に回してます。
蝦のレモンバター
片方がアメリケーヌ(トマトクリーム)なので、味の方向が違う方がいいかな、ということでレモンバターで。レモンの酸味は弱めで蝦の味を引き立てるくらい、ピール多めで爽やかな感じに。
ポークソテー
なんとなくお気づきかも、鴨南蛮ですが、この日、ちょっとした祝い事があって。で、お肉もつけることに。最近牛さま高騰し始めてて、ちょっと良さげな豚さまに。シンプルにローズマリーと大蒜で風味漬けして、塩胡椒だけの味付け。
仕上げ
アメリケーヌのタリアテッレ
パスタを海水くらいに海塩入れた湯で茹で、湯切りしてから温めておいたソースに、とりおいた身と、茹で汁少々をドボン、ってほんとにドボンしたらあっちっちのソース跳ねてえらいことになるんで、静々と。へへへ、なんで知ってるんかな〜(笑)。トロ火で、しっかり纏わせる感じで和えて。仕上げにイタパセ刻んだのパラッと。
ラザニエッテ 蝦のレモンバター
グリルしたラザニエッテの間に蝦を挟んで、追いレモンバター入れたソースを掛けて。
ポークソテー ローズマリーとガーリック風味
焼いたお肉は、アルミフォイルで包んで少し落ち着かせてから一口大に切って。ソースは味を見て、塩胡椒ぱらっと入れて。
後書き
アメリケーヌはもう外しようがないですね。ま、そのおかげで何度も作ることになってるんですが(笑)。
ラザニエッテ、薄くして焼いた生地の食感と蝦さまのお出汁を含んだレモンバター、なかなかいいハーモニーでした。ただ、もう少し生地と馴染みがいい感じにした方がよかったかも、です。
豚さんは、ちょっと奮発したら、やっぱりお肉の味が違いますね。豚さん、食べてる餌が脂の味に出る、って聞きますが、ほんまに。脂身のところもくどくなくて、すこし焦がしたところが美味しくて、これなら牛さまでなくても良いかも。。。。とはいえ、いつもこのお値段は無理ぽ(泣)。ま、たまの贅沢ということで。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
明日からも素敵な日が続きますように。
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