転勤族が聞かれると答えに迷う質問
「チョコさんってどこの出身?」と聞かれるのが苦手です。
小さな頃から引っ越しが多い家庭だったので、どこを答えてよいのか困ってしまうのです。
簡単に
「○○県」とか言えないのです。
転勤族の方は、どう答えているか少し調べてみたのですが、
『15歳ぐらいまで育った中で、最も長く住んだ場所&思い入れのある場所』を答えるというのが多いようですね。
う~~ん。
だいたい5年ごとに引っ越しているからなぁ。
SNSなんてない時代ですから、引っ越しをするとだんだん疎遠になるのが普通なんですよね。
幼なじみと呼べる友達もいないしなぁ。
入学した学校と卒業した学校が同じって高校からなんですよぉ。
今でもつきあいのある友達で、一番古いのは、高校一年生の時に仲良くなった子。
なので、この質問がきた場合の答えは、非常に長くなってしまいます。
「生まれは○○県で、小学校のころは○○県に住んでいて、中学は〇〇県で」みたいな答え方をすることになってしまうのです。
それに、その当時の記憶ってほとんど残っていないのですよぉ。
そういう意味では、出身地から話は広がらないのです。
初対面でありがちな質問なのに、話が広がらなくてごめんなさいって感じです。
そんなチョコが、一戸建てに住むようになったのは、結婚して数年後。
夫だけが単身で動くというスタイルを選択しました。
『これから何かない限りは、ずっとここに住むことになるのだよなぁ』と、初日の夜に布団の中で、考えたことを覚えています。
その決断が、のちのちの介護の毎日にもつながってくるとは、予想していませんでしたがね。
うちの子供たちにとっては、ここが故郷となり、この家が実家になるのですよね。
そう思うだけで、この散らかっている我が家も『いとおしく』感じてきますねぇ。(いやきれいにした方がいいに決まっています。)
楽しい思い出をたくさん作って、この家から巣立って欲しいな。
故郷といえる場所がある子供たち。
そんな2人が、うらやましくもある母さんなのであります。
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