御便り返し④
両メーカーとも日本人が作っている日本のメーカーです。
二人とも綺麗なマレット作られています。というか悪いマレットのメーカーなんて殆どないです。どのメーカーも一定のクオリティは持っていると思います。そのような市場を見たときに差が出てくるのはコンセプトの強さ、設立者、経営者の思考力、モチベーションだと思います。
何かを生むことについて、その製作者の持つ感覚以上のものは絶対に生まれません。どういったモノなのか知りたいときは、作品を触るかその人に話を聞くなどするのが一番早いと思います。
ここには色々な考えが十人十色あると思います。私からお返しできる答えがあるとしたら、楽器に合う紐が適した紐です。私は適当な刺繍糸を使うことが多いです。特にこれで悪いと思ったことがありません。響きの量で言えばデンタルフロスなどが良いのですが、合う楽器合わない楽器が出てきます。金属のワイヤーはテグスよりもひどい音でした。また、ホルダー自体も響きやダイナミクスレンジを阻害していると考えられます。
ただ、一番大事なことがあります。悪い楽器は何をどう工夫しても良い音はしません。なのできっぱりあきらめるというのもベストな場合があると思います。
今第一ロットを製作中ですので、そろそろ販売に取り掛かれると思います。もうちょっとだけお待ちくださいますようお願い申し上げます。
今回はここまで!
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