Cymbol Arts クラリネットリガチャーアーティストコメント②クラリネット奏者 草野裕輝 氏

こんにちは、cymboです。
今回もクラリネットリガチャーを設計製作していくにあたってご協力いただきました。プレイヤーの方を紹介していきます。

クラリネット奏者でクララボ代表の草野裕輝さんです。

長崎県佐世保市出身。国立音楽大学卒業。国立音楽大学アドヴァンスド・コース修了。
これまでにクラリネットを平瀬裕明、武田忠善、横川晴児に師事。
欧日音楽講座にてミシェル・アリニョンのマスタークラスを受講。同時に奨励賞受賞。
ソリストとしてナガサキ・ウインド・オーケストラとスパークのクラリネット協奏曲を共演。
現在はオーケストラや吹奏楽団を中心に客演するほか、Youtube「クララボ」も運営中。

Clarinet Quintet Penta-CLamホームページより
順締めの試作を持っていったらニコニコのクサノさん


フォカマイユは、一息入れた時の自由さが最大の魅力だと思います。 頭の中にある音がそのまま出てくれる感覚は、今までのリガチャーには無い感覚です。 その分、奏者がちゃんと音について考えることが最も重要だと教えてくれるリガチャーとも言えるでしょう。 吹き心地の気持ちよさはもちろんのこと、レスポンスも良く、音ムラもほぼ感じません。機能面も申し分ない出来だと思います。



”頭の中にある音がそのまま出てくれる感覚”これはcymboがモノづくりをする上で最も重視しているポイントになります。

今まで世界中のオーケストラのプレイヤーと密にコミュニケーションをとらせていただいた中で皆さん一貫していたこととして音楽をどのように作っていきたいかというのがハッキリと音に表れていたことでした。

それができるが故に彼らは一流と呼ばれているのでしょう。ともすれば私のような、製作サイドは徹底した優秀な黒子であるべきなのです。製作物を通して自分を押し出すことは時にプレイヤーの妨げになるからです。

製作側がすべきは強い主張ではなく、調和とほんの少しの提案です。


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