淋しさの本質について
この淋しさには覚えがあったような、なかったような。
孤独とは少し違うが、「満たされない感じ」がするのだろうか。
それは、所在なさ? 経済的? 精神的? 愛されなさ?
うまくいかないことなど、ごまんとあるのだ。何が不満か考えてみるといい。
満ち足りているときはいつか。
「現状はまあまあだ」と思っているときだ。
逆に言うと、次の課題や問題点がみえていないときなのかもしれない。
それは、目の前のことで手一杯だからそうなるのではないだろうか。
だから、「淋しい」ときというのは、要するに暇を持て余しているとき。
必死になれていないとき、没頭できていないとき。打ち込めていないとき。
だから淋しい。
充実は、没頭が連れてくる。
どうにも体や心が動かないときもある。
そのときは、波が過ぎるのを待つ。