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シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 感想その5

2021年03月12日

#シン・エヴァンゲリオン劇場版  #ネタバレ

こんにちは、Edaです。
公開初日に鑑賞できた「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」。
その感想について、今だからこそ感じるままを残していきます。

(ちょっと書きすぎだろうか?)

※ここからは、作中の演出やストーリーにも言及していきます。本編未視聴の方、ネタバレを気にされる方は、このページをそっと閉じてください。

決戦前

第三村からあっさりと乗り込んだシンジを出迎えたのは、泣きじゃくるサクラでした。Qでは唯一シンジに人として、対等に接していた彼女ですが、あの心配の仕方は、普通じゃないですよ。

その後、シンジはDSSチョーカー無しで監禁、マリとアスカは爆弾付きの特別室で監視。シンジはまだしも、マリとアスカはヴィレにとっての最大戦力ですよ!?怖いのもわかりますが、露骨過ぎません?まあ、当の本人等はあまり気にしてなかったようですが。

一方のミサトさんとリツコさん。加持リョウジ(夫)の最後と、加持リョウジ(息子)に一度も会っていないことが明かされました。リツコさんにズバズバ痛いところを突かれるミサトさん。加持リョウジ(息子)とシンジの写真を見たその心境は如何ほどだったでしょうか?

なんていう準備パートをぶった斬ったのは、ネルフが黒い月を伴って移動開始した連絡。黒い月を引き連れるネルフ本部は、今更ですが完全に物理法則無視してましたね。富士山潰すとか、黒い月デカすぎるでしょ!

ということで、舞台は最終決戦後、南極爆心地へ。


ヤマト作戦

南極界面の白色ハニカムが何なのか気になりつつ、兄弟機とドンパチおっぱじめるヴンダー。敵はかの老紳士、冬月副司令でした。BGMが明るくて、少しビックリしたのは鮮明に覚えています。

インフィニティの大群を掻き分け、2機の兄弟機を何とか交わして、ネルフ本部に攻撃を開始!爆弾抱えた戦艦を打ち込むわ、2号機と8号機が戦艦盾にMark.7に特攻するわ、トップをねらえ2!ばりのシンクロATフィールドアタックをかますわ。もう全部盛りですよ、全部盛り。

腕だけエヴァモドキを8号機きに任せ、13号機に停止信号プラグを打ち込もうとするアスカですが、なんと2号機のATフィールドに阻まれました。13号機内のオリジナルに反応したのだと思いますが、エヴァをビビらせるオリジナルって何者なの?人外?分からん・・・

状況打開のために、左目の封印を解き始めるアスカ。あの悲鳴は聞いてて辛かった・・・。命懸けの奮闘虚しく、オリジナルに引っ張られる形で13号機に取り込まれるアスカを見ていると、不憫で仕方ないです。しかも、最終手段のDSSチョカーすら効果なしという事実。TVシリーズ、旧劇、序、破、Qと、常に壮絶な役回りを強いられたアスカ。シンでも、まだ痛めつけられるんですか。もう辛いですよ、監督・・・

因みに、13号機に取り込まれる様子は、3号機事故と同じ構図。初号機が13号機に変わっており、初号機と13号機との対が表現されてました。アスカは2度死ぬのか・・・


ゲンドウ、ヴィレクルーと相対す

甲板に降り立ったゲンドウと相対するヴィレクルー。「司令官」呼びから「ゲンドウ」と呼び捨てに変わるミサトさん。加持さんを失っていますから、余計に腸煮えくり返っているのでしょう。そして、躊躇なくさっさと撃ったリツコさんには、拍手を送りたい。それが、私の気持ちです。

ネブカドネザルの鍵で人を捨てていたゲンドウ。目からビームを放ち、初号機、13号機を何ともなしに操り、口からダイレクトエントリー。これまで裏工作に割いていたリソースを、エヴァに全振りした結果がこれですよ。反撃の隙も無いくらいにヴィレをコテンパンにすれば、邪魔を気にせずにアディショナルインパクトに望めたでしょうに。中途半端だったのは、どこか「止めてほしい」気持ちがあったのかシンジの介入を誘発していたのか

それにしても、溢れた脳みそをほんの少しだけ拾ったのはなぜですか?ww

「父さん!」と父との対話を試みたシンジ。無視されたものの、もう彼の目に迷いはありません。感情を爆発させ銃を向けるミドリとサクラに臆せず、「エヴァに乗らせてください」と一言。ここでようやくミサトさんと言葉を交わし、和解しました。

他の方の解説で気づいたのが、旧劇との対比。旧劇でのキスが抱擁に変わる。旧劇では親になれず誤魔化すしかなかったミサトさんが、親になれた瞬間でした。

さて、それ以外選択肢が無いとはいえ、とりあえず全員を納得させ、8号機(+9号機?)と共に、マイナス宇宙へ旅立ったシンジとマリ。ヴィレは、シンジを援護するべく、準備を進めていきます。


ヤマト作戦からは、情報量が一気に増え、追いつくだけで精一杯でした。感想を書くだけでも一苦労。今回はここまで。

ではでは。




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