「初めての登壇で"自分の強み"に気づけた」Waffle Camp ホームタウン in 札幌の協賛・登壇報告
こんにちは!サイボウズでIT分野のジェンダーギャップ解消の活動をしているhokatomoといいます。
サイボウズでは2022年8月8日に開催された「Waffle Camp ホームタウン in 札幌」の協賛を行いました。
この協賛でサイボウズは以下を担当しました。
本イベントの無償開催の支援💪
ロールモデルからの講演💁♀️(若年層へIT分野に興味をもってもらうため)
私は全体の進行管理を、講演は谷口麻那さん(QAエンジニア)が担当です。谷口さん感想もまじえながら、協賛の報告をします。
まずはじめに、「Waffle Camp ホームタウン」とは
主催:IT分野のジェンダーギャップ解消を目指す特定非営利活動法人Waffle
対象:女子・ジェンダーマイノリティの中高生
内容:ITスキルの提供、キャリア支援
場所:全国7都市
といった内容のイベントです。詳細はプレスリリースに記載があります。
このイベントに協賛した理由
特定非営利活動法人Waffleとサイボウズはパートナーシップ提携契約をしており、簡単に言うと「年間を通じて一緒に活動しましょう」という約束をしています。その中で提案いただき、以下の理由で協賛を決めました。
社外向け
「情報感度が高い都市部"以外"」での機会提供に意義があると感じた
初学者向け×女子中高生をターゲットとすることで、新しい側面での認知活動になる
社内向け
登壇がエンパワーメント(その人が本来持っている力を引き出す)になる!
登壇を機に様々な外部イベントに出演した同僚の例がある
「経験」を話すので、その人だからこそ語れる分野。広く登壇者を募れる。
協賛に至るまで
すでに登壇の経験があるメンバーの協力により、登壇が初めての谷口麻那さん(QAエンジニア)が担当することに
以前より外部登壇をしているひとみさん(@hitomi___kt)が、本イベントの登壇者集めに協力を申し出てくれる
社内QAコミュニティ内で呼びかけ
それぞれの温度感や興味度を確認し、最終的に谷口さんの背中を押す
という流れでした!
ひとみさんがご自身のこれまでの登壇経験を活かし、周りの人に新しい機会を作り背中を押す、素晴らしい活躍でした👏
谷口さんが登壇を決めた理由
「少しでも勇気づけられたら」
「今まで社内で登壇する人を見ては、いつか登壇してみたいと思っていました。今回の企画を知ったとき、もともとIT業界は知らなかったけど"テストエンジニア"の職業を知って世界に飛び込んだから、今の自分がいるんだよなと改めて思ったんですよね。なので、周りに"ちょっと興味がある"という人に少しでも勇気づけられたらと思い、背中を押してもらったこともあって登壇を決めました」
といった理由で登壇にチャレンジされました👏👏
まず背中を押されたことに乗っかってみよう!ということ、ご自身の経験をこれから経験するであろう若年層の皆さんにも伝えたい、という姿勢が嬉しかったです。
当日、谷口さんから女子中高生の皆さんに伝えた内容
上記のSpeaker Deckに講演内容がまとまっているので、ぜひご覧ください!
ざっくりと発表内容をまとめると
数学が一番好き!から一番苦手!へ
学生時代に将来の夢が見つからなかった
苦手分野へチャレンジ
周りに頼ることは大切で、それもスキル
IT業界に進んだのは「ほんの小さなきっかけ」
QAエンジニアの仕事や魅力
谷口さんから女子中高生の皆さんへ
「小さなきっかけを大事にしてほしい。IT業界の仕事は幅広いので自分の興味・性格・やりたいことにマッチすることはきっとある!」とメッセージを伝えていました。
参加された方々が未来を決める時に、この言葉を少しでも思い出してもらえたら嬉しいです😊
初登壇で「登壇で自分の強みに気づけた」
谷口さんより「同僚のおかげで楽しんで準備ができ、自尊心が高まりました。
自分はレベルの高い話ができないのでは、と思っていたけど、参加者の感想や運営メンバーからフィードバックをもらい「分かりやすい言葉での発表が良かった」といった評価があったんです。自分自身難しい言葉が苦手なので、噛み砕いて考えている。それが自分の強みかもと気づけました」
と話がありました。
登壇を通じて、自分の新しい強みに気づけたのはまさにエンパワーメントだと思いますし、社内向けの協賛を目的を達成できたのでは!と感じています。
終わりに
谷口さんの登壇を見て、登壇はその人自身のためにも・誰かためにもなるかも!と今回の協賛を通じて強く感じました。
外部イベント登壇はハードルが高いものも多く、もちろんそういった審査の厳しさも必要です。ただ、最初からそういったイベントにチャレンジするのは非常に難しいです。
登壇のきっかけとして「自分の経験やそこから感じたこと」を伝えたり、ジェンダーマイノリティや若年層に向けて可能性を感じてもらう活動で自分自身の強みにも気づいてもらえたら嬉しいです。
そして、若年層かつジェンダーマイノリティの方にIT分野の魅力を伝え、未来の仲間づくりができたらと考えています。
非常に個人的な話ですが、私は中学生の頃にインターネットとパソコンにふれる機会がありました。そこからWebサイトを作り好きなことを発信する楽しさ・やりがいを見出し、今IT業界にいます。なので、まずきっかけにふれる・きっかけを作る大切さを身を持って感じているんですね。
生まれ持った属性・住んでいる場所・家庭環境に関わらずこういった機会を無償提供できるイベントに協力するのは、若年層に多くの可能性を感じてもらえるきっかけを作れると信じています。
こうしたイベントに協賛できたこと、とてもやりがいを感じています🥰
引き続き、特定非営利活動法人Waffleの活動を応援しています👏👏