【ボイトレ】カラオケが各段にうまくなるブレストレーニング!ブレスチェックと改善エクササイズ紹介
元気を歌うボーカリストKOZYです!
今回は、カラオケで歌が格段に上手くなる呼吸法、ブレストレーニングをお教えします。
呼吸法があっているかのチェックと、チェックに当てはまった人の改善エクササイズ紹介です。
絶対やっちゃダメ呼吸5つ&改善呼吸法 歌が楽に歌える呼吸
【カラオケ歌うまブレストレーニング】正しい腹式呼吸
歌には呼吸がとても大事です。
自分の呼吸法が正しいと思っていても、実は間違っているという場合がありますので、今回はそちらをチェックしていきます。
歌うときの呼吸法といえば腹式呼吸ですね。
腹式呼吸は難しいと思っている方が多いと思いますが、腹式呼吸自体は簡単です。
とはいえ、腹式呼吸を使っていても歌が上手く歌えるということではないです。
腹式呼吸を活用してどうしたらいいかというのが大切です。
5つのダメチェック項目をご用意しましたので、当てはまるかチェックしてみてください。
このチェック項目に当てはまったらダメです。
【カラオケ歌うまブレストレーニング】ダメチェック1 胸式呼吸になっている
腹式呼吸では、胸の上部はあがりません。
肩があがっているか、胸があがっているとNGです。
肩が上がるということは、首筋の筋肉をつかっているので、腹式呼吸になっていない可能性が高いです。
つまり胸式呼吸ですね。
胸式呼吸になっていると、息も浅くなっていますし、力を入れていなくても、首まわりに余計なプレッシャーがかかっている場合が多いです。
そうすると、喉頭にも必ずといっていいほどプレッシャーがかかっていますので、喉が上がって喉声になってしまいます。
喉頭をナチュラルにするために、腹式呼吸するわけですから、胸式呼吸になっていないかどうかチェックしてください。
実は、胸式呼吸は無意識に起こります。
これが怖いんですね。
遠くにいる人を大声で「●●さーん」呼び止める時なんでいい例です。
無意識に、肩があがったりしますよね。無意識に起こるから厄介なんです。
ゆえに、胸を動かさないという呼吸を意識してくださいね。
【カラオケ歌うまブレストレーニング】ダメチェック2 横隔膜が下がっていない
胸式呼吸だと息が浅くなります。
胸式は肺が横に広がるのですが、腹式は横隔膜が下がるので肺活量が稼げます。
横隔膜を下げるには、鳩尾を意識して、下におろすイメージで息を吸います。ちょうど、お腹が膨らんでいくイメージですね。
お腹を膨らますような意識で吸ってみてください。
そうすると横隔膜が下がりやすくなります
あまり前かがみだと横隔膜は下がりづらくなるので、深い呼吸ができにくくなります。
これもチェックして下さい。
肺活量が稼げないと、息が続かないですし、薄い声になってしまいます。
【カラオケ歌うまブレストレーニング】ダメチェック3 呼気圧が強い
息が強くなってしまう人は結構多いかもしれません。
息が強くなると、喉頭が上がりやすくなったり、声門が閉まりすぎて硬くなったり、滑らかな発声ができないということになります。
肋骨を広げるような感じでいっぱい息を吸ったあとに、そのまま「ぶわっ」吐き出すような呼吸はダメです。
これをやってしまうと、声門が硬くなってしまうので、力んだままの発声になってしまい、高音がでないということになりかねません。ここは注意しましょう。
ここで、やらないといけないのは、しっかりと吸って横隔膜をさげて、肺に圧迫感みたいなの保ったまま「はー」と出すことです。
声の支えの動画でもやってますが、これが声の支えというやつです。息を吸って止めて、息の溜まった感を保持していくですね。
もしできない場合は、歯で垣根を作って、「スー」と出してみましょう。
【カラオケ歌うまブレストレーニング】ダメチェック4 どうしても力んでしまう
どれだけ腹式呼吸をしていたとしても力が入ってはいけません。
力が入っているときは実は、息があんまり吸えない。
深い呼吸になっていないです。
胸の上部が動かなかったとしても、横隔膜付近が固まっていると、息を深く吸えません。
どうしても息を吸うときに力が入って、硬くなってしまう人は、鼻から吸って、リラックスをしてみてください。
鼻から吸うと腹式呼吸になりやすいです。
慣れてきたら口で息を吸いましょう。
歌うときは、鼻ではブレスが追い付きませんが、ブレストレーニングの時は、鼻から吸うと深く息を吸いやすいので試してみてください。
【カラオケ歌うまブレストレーニング】ダメチェック5 姿勢が悪い
次に姿勢ですが、猫背はよくないです。
歌うときは姿勢を正しましょう。
そうすると息が吸いやすくなります。
姿勢については、鳩尾を意識することですね。
鳩尾を持ち上げるような感じをイメージしてください。
そうすると、楽な感じで声が出せます。
姿勢を気にしたり、肩とか顎とか背骨とか、細かく気にしていたら力んでしまいます。
鳩尾を持ち上げて開くイメージで息を吸っていけば、おのずと姿勢が正しくなりますよ。
ここまで5つご説明しましたが当てはまりましたか?
当てはまっている人、多いんじゃないでしょうか?
それでは、改善のための、ブレストレーニング(ボイトレ)のエクササイズをひとつお教えします。
【カラオケ歌うまブレストレーニング】正しいブレスへ 改善エクササイズ 歌に効果的なブレス練習
腹式呼吸で、息を吸吸って、鳩尾を意識して止めます。
何度も言いますけど、いきなり息を出すと力強い発声になりやすいので止めます。
これが支えです。
初心者は前歯に垣根を作って、細く長く息を出していきましょう。
5秒かけて吸う。そして3秒止める。5秒かけて「すー」と息を出す。
次に7秒で吸って、3秒止める。7秒で出す。
次に10秒、15秒、20秒と長くしていきます。
止める時間は3秒で固定です。
結構きついので、自分ができる範囲でやってみましょう。
こういうのを発声前にブレストレーニング(ボイトレ)の一つとしてやっていくのは非常に効果的です。
ブレストレーニング(ボイトレ)をしっかりやって、歌を歌うということを心がけてけてくださいね。
皆さんぜひ一度お試しください。
絶対やっちゃダメ呼吸5つ&改善呼吸法 歌が楽に歌える呼吸
YouTubeでは出来るだけわかりやすくポイントをおさえてお伝えしています。文章では伝えられない部分も多々あるので、まだ動画を見ていない方はぜひ動画を見ていただけたらと思います。
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