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Photo by
noranekopochi
鋼の心
この半年、仕事で大体腹が立ってしまうのは、関連会社の矢部さんの対応。
矢部さんは取締役でもあり、かなり出来る人のはずである。なのに、裏事情からかプロジェクトを全くやろうという気がない。あまりに進んでいないので、常務まで気づいて「やりなさい」と指示が出た。お!流石に急ピッチでやるのかしら?と思いきや、出てきたスケジュールはゆ〜っくり。ま、まじですか、矢部様。。。なんでだろう、矢部さん流石に怒られないのかしら?と田上部長に聞くと、
「矢部さん、経験が違うからな。怒られてると思うけど、気にしてないんやと思う。」
なるほど。矢部さんは近年、別の会社から来られた方だ。
大抵の人は、社長や常務に言われると、すぐに対応が変わるが、
矢部さんぐらいになると、いろんな経験しているから気にならないんだな。
だからかあ、と納得した。
・・・
いやいや自分よ、納得したらあかん(私の業務にも関わっているから)プロジェクトは進めてよ!!
とは思いつつも、
それくらいの余裕を持った仕事が出来たら、理想なのかなと頭の片隅においた。
・・・
今日も、短期的な視野で急ぎの仕事ばかりこなして終わってしまった。
ギャーギャー言われても動じずに、長期的にこれが正しいんです。というスタイルで仕事できた方がいいのかな。
解雇や降格を恐れて、目先の仕事に囚われていては、それはもう雇われているだけの状態で、主体性が失われているのかもしれない。
もちろん、矢部さんの対応は正ではないにしても、そういうことは頭の片隅においておこう。