【SA高騰】カイリキーに海外需要なんてない。カモは学ぶことを知らねーのかよ!
ごきげんよう、カモども。先週末は多くのカードが高騰していたね。それに便乗して多くの嘘吐きが買い煽りをしていて、その根拠に「海外需要」をあげているようだ。私の記事を繰り返し読んでる奴らはもう分かってると思うけど、そんなの妄想に等しい作り話だよね。
今回は買い煽り勢が何らかの意図を持って連呼する「海外需要」について解説していこうと思う。
結論から言う。通常パックに収録されているカードに海外需要なんて一切ない。なぜなら外国人は自国で馴染んでいる言語以外に全く興味がなく、日本語ブランドなんてものは存在しないからだ。
海外の人々は自国の言語で印刷されたカードを最も好み、それらを集める。これはどのトレカにおいても共通する特徴だ。日本語のカードが多言語のカードよりも魅力に溢れ、海外コレクターが関心を寄せているなんてことはないし、今後もない。それは外国人コレクターの目線になって少し考えてみればすぐに分かることだ。自国の言語版が存在しているカードをわざわざ日本語版で揃える理由がないよね。日本語なんて読めない上に対戦で使用することもできず、相場も異なることだって多い。
お前らだって外国語版の夏ポケカとかリーリエやマリィをコレクション対象にしようと思わないでしょ。日本語版と外国語版が同じ価格ならなおさらだし、外国語版の方が高かったら絶対買わないよね。日本語版が選ばれるとすればせいぜい自国版と比べて割安の場合くらいだ。それ以外に理由なんてないんだよ。
コレクションの世界はマウントの世界だ。他人に自慢できるからこそコレクションカードは買い手で溢れ、価格が上がっていくんだよね。その心理は世界共通だ。だから外国人コレクターだろうと日本人コレクターだろうと、他人に見せつけられるステータスになり得ない外国語版のカードに需要は生まれない。それにも関わらず「海外需要」なんていうそれっぽい言葉で「高騰だ!」「在庫が枯れている!」などと騒ぎ立てるのは、自分がすでに格安で集めたカードをカモに高値で売りつけてやろうという意図に他ならない。
しかし、ここで私が伝えたいのは「海外需要なんてものは端から存在しない」ということではない。海外需要というのは確実に存在している。そしてそれは「日本限定で配布されたカード」に集まっている。以前私が記事にしたポケモン切手BOXに封入されている見返り美人ピカチュウやウッウがそれに該当するカードだ。
詳しくは以下の記事を読め。
海外需要というのは、日本や日本語という記号に集まるのではなくそのカードが持つ「希少性」に集まるのだ。どの言語で書かれているかは全く重要ではない。
先週はこの画像がきっかけとなり、カイリキーのSAを買い煽るような行為が散見されるようになった。この画像を投稿した人がそう仕掛けたのではなくて、この情報自体を悪用する奴らが現れたのが原因だと考えている。
確かに海外ではカイリキーの人気は高く、旧裏でも高値で取引されている。しかし、このランキングはあくまで海外での人気が反映されたものであって、日本のそれではない。ましてや海外でカイリキーが人気だからといって外国人観光客が戻るや否やカイリキーのSAが飛ぶように売れていくなんてことはあり得ない。それはただの浮説だ。海外のコレクターは自国の言語で印刷されたカイリキーのSAを集めているし、日本語版に価値なんて見出さない。
今後の記事で詳しく解説していくが今月と来月はこういった高騰予想という名の下に自分の売りつけたいカードを連呼し、扇動しようと目論む輩が大量に増えていく。またそういった嘘を振りまくアカウントにサクラ垢が大量に導入され、あたかも支持を得ているかのような演出もされていくだろう。その行く末は去年のシャイニーマリィのような大暴落だ。
ポケカバブルで買い煽りが立て続けに起きた時、お前らカモどもはどう行動するべきか慎重に考えなければならない。彼らの主張の合理性、買い煽りの意図、トレカに対する専門性など彼らの言動を批判的に見ることを放棄していてはお金はむしり取られる一方だ。
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以上。
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