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【お金を払わずにキレる人たち】

まず大前提として、施設を利用したらお金を払うのが人間社会のルールだ。
 
もちろん、昔、ここではないネットカフェでバイトしていた時、半年に1回ぐらい『たまたま現金を持ち合わせていなくて、申し訳なさそうに言ってくるお客さんはいる』
人間だから、そういう失敗は誰にでもある(あと、カードだけ持っている人もいるし)
 
それは仕方のないことだ。

しかし、この店ではそれが何回も起きる。調子が良いと1日に3回ぐらい起きる。そして返しに来ない時が多い(もちろん、平和な時も1週間に何度かあるし、返しに来る人もいる)。
 
そういうわけかどうかはわからないが、この店では『未払い用紙』というものがあり、相手の住所や名前や電話番号を書いてもらう。

これが凄く面倒くさく、下手すればその処理に追われて、レジに列ができる。

そして、殆どの客が申し訳なさそうに言わない。

例えば その1

客「あ、お金ないわ」

私「では、お手数ですが、こちらの用紙に記入をお願いできますか?」

客「はぁああああああ!? だっる!」


例えばその2

客「あ、お金ない。3日後にお金が入るから、それまでいさせてよ」

私「それはできないです。あとこちらの用紙に記入をお願いできますか?」

客「いやだってしょうがないじゃん」


例えばその3

客「あ、お金ない」

私「では、こちらの用紙に記入をお願いできますか?」

客「わかった(書き書き)」

私「(全然読めない)すいません。これなんて読むのですか? あとこれも……」

客「あーやる気なくなったわ。下手ってこと? そういういい方しなくてもいいじゃん。こっちはさぁ~別に払わないってわけじゃないんだからさぁ~(お酒ぐびぐび)」
  
 
なんなんだろうか。この店の衛生面が邪悪なのはそうなのだが、邪悪な場所に邪悪な客が宿るのだろうか。
 
 
それどころか、最初からお金を払わないつもりでいると思われる人までやってくる。


例えば……。

「200円でどれだけ入れますか?」、「後払いですか?」って入店早々聞いてくる人は確実に払えない人だったりする。
 
なのでこちらも「長くいるようですと先払いのパックで入った方がお得です」と先に言う。そうすると、まだパックの値段も伝えてないのに、『先払い』という言葉に反応して帰る。

というように、よくわからない心理戦を時々して、時々勝利する。別に戦いたくないのに。

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ネカフェの闇
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