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【ティラノビルダー】未選択の分岐ボタンを再度表示する方法

ティラノビルダーで未選択の分岐ボタンを再度表示させる方法について解説します。

【お詫び】2023年6月12日追記

【誤ったコード】

[glink color="black" storage="A.ks" target="" size="20" text="A" x="497" y="100" width="200" height="" cond="f.A == 'true'"]
[glink color="black" storage="B.ks" target="" size="20" text="B" x="497" y="200" width="200" height="" cond="f.B == 'true'"]
[glink color="black" storage="C.ks" target="" size="20" text="C" x="497" y="300" width="200" height="" cond="f.C == 'true'"]

【正しいコード】

[glink color="black" storage="A.ks" target="" size="20" text="A" x="497" y="100" width="200" height="" cond="f.A != 'true'"]
[glink color="black" storage="B.ks" target="" size="20" text="B" x="497" y="200" width="200" height="" cond="f.B != 'true'"]
[glink color="black" storage="C.ks" target="" size="20" text="C" x="497" y="300" width="200" height="" cond="f.C != 'true'"]

⑥-(1) ティラノスクリプトコンポーネントの配置の項目で、誤ったコードを記載していました。大変申し訳ありませんでした。

【準備】

  • A

  • B

  • C

  • button

上記のシナリオを追加します。

①変数の追加

「プロジェクト」「変数管理」をクリックし、変数管理画面を開きます。

  • A

  • B

  • C

上記の変数を追加します。
初期値は入力しなくてOKです。
これで、変数の追加は完了です。

②scene1の編集

分岐ボタンコンポーネントを配置します。
ストレージでbutton.ksを指定します。
これで、scene1の編集は完了です。

③シナリオAの編集

③-(1) テキストコンポーネントの配置

テキストコンポーネントを配置します。

③-(2) 変数設定コンポーネントの配置

変数設定コンポーネントを配置し、各項目を設定します。

【変数】A
【操作】代入
【オペランド】定数を選択し、trueと入力
【反映】各項目を設定した後、クリック

③-(3) ジャンプコンポーネントの配置

ジャンプコンポーネントを配置します。
ストレージでbutton.ksを指定します。

これで、シナリオAの編集は完了です。

④シナリオBの編集

④-(1) テキストコンポーネントの配置

テキストコンポーネントを配置します。

④-(2) 変数設定コンポーネントの配置

変数設定コンポーネントを配置し、各項目を設定します。

【変数】B
【操作】代入
【オペランド】定数を選択し、trueと入力
【反映】各項目を設定した後、クリック

④-(3) ジャンプコンポーネントの配置

ジャンプコンポーネントを配置します。
ストレージでbutton.ksを指定します。

これで、シナリオBの編集は完了です。

⑤シナリオCの編集

⑤-(1) テキストコンポーネントの配置

テキストコンポーネントを配置します。

⑤-(2) 変数設定コンポーネントの配置

変数設定コンポーネントを配置し、各項目を設定します。

【変数】C
【操作】代入
【オペランド】定数を選択し、trueと入力
【反映】各項目を設定した後、クリック

⑤-(3) ジャンプコンポーネントの配置

ジャンプコンポーネントを配置します。
ストレージでbutton.ksを指定します。

これで、シナリオCの編集は完了です。

⑥シナリオbuttonの編集

⑥-(1) ティラノスクリプトコンポーネントの配置

ティラノスクリプトコンポーネントを配置します。

下記のコードを貼り付けます。

[glink color="black" storage="A.ks" target="" size="20" text="A" x="497" y="100" width="200" height="" cond="f.A != 'true'"]
[glink color="black" storage="B.ks" target="" size="20" text="B" x="497" y="200" width="200" height="" cond="f.B != 'true'"]
[glink color="black" storage="C.ks" target="" size="20" text="C" x="497" y="300" width="200" height="" cond="f.C != 'true'"]

【コードの解説】

■ color
(分岐ボタンコンポーネントの項目:カラー)

分岐ボタンの色を指定できます。

上記の画像の様に、デザインをbtn_01、カラーをblackと指定したい場合は、
color="btn_01_black"と指定します。

■ storage
(分岐ボタンコンポーネントの項目:ストレージ)

移動先のシナリオを指定できます。

■ target
(分岐ボタンコンポーネントの項目:ターゲット)

移動先のラベルを指定できます。

■ size
(分岐ボタンコンポーネントの項目:サイズ)

分岐ボタンに表示される文字の大きさを指定できます。

■ text
(分岐ボタンコンポーネントの項目:テキスト)

分岐ボタンに表示される文字列を指定できます。

■ x
(分岐ボタンコンポーネントの項目:横位置)

分岐ボタンの横位置を指定できます。

■ y
(分岐ボタンコンポーネントの項目:縦位置)

分岐ボタンの縦位置を指定できます。

■ width
(分岐ボタンコンポーネントの項目:横幅)

分岐ボタンの横幅を指定できます。

■ height
(分岐ボタンコンポーネントの項目:縦幅)

分岐ボタンの縦幅を指定できます。

⑥-(2) 停止コンポーネントの配置

停止コンポーネントを配置します。

⑥-(3) ティラノスクリプトコンポーネントの配置

ティラノスクリプトコンポーネントを2つ配置します。

下記のコードを貼り付けます。

[if exp="f.A == 'true' && f.B == 'true' && f.C == 'true'"]
[endif]

⑥-(4) ジャンプコンポーネントの配置

ジャンプコンポーネントを配置します。
A・B・C全てのボタンを選択した場合に移動するシナリオを指定します。
今回は、title_screen.ksを指定しました。

これで、シナリオbuttonの編集は完了です。

以上で解説を終わります。おつかれさまでした。