【ティラノビルダー】一文単位で既読判定するプラグインの導入方法
さくた様(https://twitter.com/skt_tyrano)制作の一文単位で既読判定するプラグインを、ティラノビルダーで導入する方法について解説します。
①プラグインのダウンロード
下記のページから、入手ページに移動します。
zipファイルがダウンロードされます。
これで、プラグインのダウンロードは完了です。
②プラグインの配置
プロジェクト一覧画面から、フォルダのアイコンをクリックし、今回プラグインを導入するプロジェクトのフォルダを開きます。
フォルダが開かれるので、othersフォルダをクリックします。
pluginフォルダをクリックします。
フォルダは空の状態です。
ここで、先程ダウンロードしたzipファイルを展開します。
展開したフォルダをpluginフォルダに配置します。
これでプラグインの配置は完了です。
③plugin.ksファイルの編集
scenarioフォルダをクリックします。
systemフォルダをクリックします。
plugin.ksをメモ帳で開きます。
[return]と書かれています。このコードは絶対に消さないでください。
[plugin name=alreadyreadskip_ex]
上記のコードを貼り付けます。
最後に上書き保存します。
これでplugin.ksファイルへのコードの記述は完了です。
④既読管理を有効にする手順
「プロジェクト」→「ゲームコンフィグ」をクリックし、ゲームセッティング画面を開きます。
「既読管理」をクリックします。
既読管理画面が開かれました。
「既読管理を有効にする」にチェックを入れます。
「更新する」をクリックします。
設定を更新しましたと表示されるので、OKをクリックします。
ゲームセッティング画面を閉じます。
これで、既読管理を有効にする手順は完了です。
⑤既読判定の条件
上記の画像の赤線部分まで、それぞれ読み進めたとします。
(1)の場合、「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。」は未読と判定されます。
(2)の場合、
「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。」は既読、
「小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。」は未読と判定されます。
⑥未読スキップONでスキップした場合、スキップした未読部分は既読になる
ティラノビルダーの初期設定では、未読スキップはOFFです。
未読スキップをONにします。
ラべル1の最初からスキップした場合、ラベル3の最後までスキップされます。
この場合、上記の画像の赤い文字の部分が既読、
「それでうちへ帰ると相変らず骨董責である。」は未読と判定されます。
このように、未読スキップONでスキップした場合、スキップした未読部分は既読になります。
⑦未読スキップONでスキップした場合であっても、スキップした未読部分を未読にする手順
⑥の通り、未読スキップONでスキップした場合、スキップした未読部分は既読になります。
未読スキップONでスキップした場合であっても、スキップした未読部分を未読にしたい場合は、plugin.ksに貼り付けたコードを変更します。
plugin.ksファイルを編集します。
[plugin name=alreadyreadskip_ex unreadskip="true"]
上記のコードを貼り付けます。
最後に上書き保存します。
これでplugin.ksファイルへのコードの記述は完了です。
ラべル1の最初からスキップした場合であっても、⑥の場合と異なり、全て未読と判定されます。
これで、一文単位で既読判定するプラグインの導入手順は完了です。
以上で解説を終わります。おつかれさまでした。