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ホールインワンを出せる人、出せない人。

今日のブログは、好感度だだ下がり覚悟でスーパー自慢話から始めますが、ワタクシ先日人生初のホールインワンを出しました。

ホールインワンなんて出した人を見たこともないので、どんな写真を撮れば良かったのか謎。

ゴルフを全く知らない方のために解説しますと、ホールインワンとは、ティーアップして最初に打った一打目のボールが、そのまま穴に入ることです。

上の写真は現場の様子ですが、100メートル以上離れた場所から棒で打った小さなボールが、この「おむすびころりん」サイズの穴に入るというのは、なかなかのまぐれ感高めなミラクル現象です。

しかし、

私、

実は、、、

以前から自分を「ホールインワンを出せる人」だと認識していました。

まぐれで1回ホールインワン出したくらいで、ドヤ顔ブログ失礼します。

これは予言していたとか、「ゴルファーには二種類しかいない。ホールインワン出せる人か、それ以外か」(前回ブログのローランドさん風)とかいう類いの話ではありません。

またワタクシは「妄想」をテーマにを執筆してしまうくらいの「妄想族」につき、あっちの世界を数えてよいのであれば、ホールインワンは既に17回ほど経験しています。…が、今回はそのテの話でもないのです。

秋元康さんが教えてくれたこと

アメリカに移住したばかりの頃、秋元康さんがロサンゼルスでイベントを開催されることになり、グリーンルームのお手伝いをさせていただいたことがありました。

講演のテーマは「モテる」で、秋元さんが「モテる男の条件」や「恋愛運の上げ方」についてお話をするトークイベントでした。

秋元さんは開始直後にステージから「じゃんけん強い人〜?」と呼びかけ、手を挙げた数名の人たちに対し「ハイ、あなたたちはモテる人です」と太鼓判を押されていて、その姿がとても印象的でした。

少しわかりづらいので補足します。

じゃんけんに勝つか、負けるかは基本的には確率論です。

人の視線から心理を読めるとか、めちゃくちゃ動体視力や瞬発力が優れていて後出しができるとか、ただただずるいとか、そういう限られた人々を除いた多くの一般人にとって、じゃんけんは勝つことも負けることも半分くらいの確率で起こります。

ではなぜ「自分はじゃんけんが強い」「自分はじゃんけんが弱い」と考える人がいるのでしょうか。

そんなことは、自分で勝手に決めて良いことなのに、です。

そう。本当はじゃんけんに「強い」か「弱い」かなんて、「言っちゃったもん勝ち」なはずなのです。

このとき秋元さんが言いたかったのは、強いか強くないかわからない(っていうかそもそもそんなのない)状態で「強いです」と自分に自信を持っている人は「モテる」ということだったのだと思います。

このときは「モテる」「モテない」の軸でお話されていましたが、これは、自己肯定感が高いか低いかという話にも通じるものがある気がします。

私は、自己肯定感は高くても低くてもどっちでもよいと思っています。ただ現代社会において「自己肯定感高め」に見える(振舞う)方が損しないことが多いと感じているため、娘には自己肯定感の高い人になって欲しいと願っています。

自己肯定感高めに見えるように振舞うことは誰にでもできることです。もしかしたら、私のように自己肯定感低めな人の方が、ライフスキルとして取り組みやすい種のことかもしれません。

秋元さんがくれたアドバイスのような小さなことを地味に積み重ねていけばよいだけだからです。

私は秋元さんに教えてもらってから自分を「じゃんけんが強い人」と信じるようになりました。じゃんけんするような場面になると「私、じゃんけん強いんですよー」とか言い出し周りから嫌がられています。

だって、練習しなくても知識がなくても勝てる確率は約半分あるわけなので、「信じたもんがち」でいいはずです。

またこの応用篇として、技術や経験より運が左右する部分が多く「言ったもん勝ち」になれるときには、もれなく「なる」ようにしています。

カジノに行けば「私、当てる人なんです」になるし、

釣りに行ったら「私、釣れる人なんです」にもなるし、

ゴルフに行けば「私、ホールインワン出せる人なんです」になるわけです。

ビックマウスになっているわけじゃない、だってできる確率がゼロではなくて、運次第でできると信じているんだから。

ホールインワン後に痛恨のミス。

さて大興奮のホールインワンから一夜明け、SNSでホールインワン自慢していたら、経験のある先輩たちから続々とリンクが送られてきました。

ホールインワンを出したボールをスコアカードとかと一緒に飾っておくフレーム
スコアカードがなくても、写真やフラッグでもいいみたい

え、、、、。

ホールインワンしたボールって、とっておくものだったの?

ワタシのホールインワンは、5番ホールという比較的早い段階に起こったため、、、

なくすよね、そのまま使ってればさ。

だって、知らないじゃないの。ホールインワンのボールは使わずにとっておくものだなんてさ。

既に「ときは遅し」なんですが、ホールインワンを出したことのある先輩たちは、そのときのボールをフレームに入れて自宅に飾っているそうです。

写真やスコアカードがないバージョン

スコアカードや写真がなくてもフレームにできるようですが、、、

ワタシには、肝心のボールがない。

一応カリフォルニアのゴルフ仲間たちに聞き込み調査をしてみたものの、

「ホールインワンを出したボールをそのまま使ってなくしちゃった」経験のあるゴルファーと出会うことはできませんでした。

ブログ終盤になって今さらですが(そしてお気づきの方も多いと思いますが!)、私はホールインワンを出しただけで、ゴルフが上手い人なわけではないのであります。

当日も同じ組で回っていた4人の中でダントツのビリ。さらに次の組と合わせた8人中でも、ビリから2番目を寄せつけもせず、堂々の単独ビリ。

なんなら100切りのことを仲間うちでは「アンダーで回る」と呼んでいるような素人ゴルファーです。

そんなワタシがミラクルで出した(というか上手い人でもあれはほぼ奇跡)ホールインワンのボールを、その次の次のホールくらいで、崖に打ちこんでなくしてしまいました。

でもね、

全然大丈夫。

だってワタシ、

出せる人なんで。

ハイ、もう絶対こんなの言っちゃったもん勝ちに決まってるので、

みんなでカジノだって釣りだってホールインワンだって「出せる人」になっちゃいましょ♡

「言ったもん勝ち」とは、「言わなかった」以外は全部勝てるという現象のことなのです。ウフフ♡

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