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自閉スペクトラム症の改善は気持ちの悪い感情を連れてきた【未知との遭遇】
可愛い女性、カッコいい女性、とにかく素敵な女性に憧れる事はあっても、嫉妬を抱いた事は今まで経験した事がなかった。
嫉妬という言葉の意味は知っているし、どういうものかも頭では分かっていたので会話の中で使うこともあったりした。
『それって嫉妬しちゃうよね~』
なんて何度も使っていた。
松田聖子、広末涼子、
田中み実、土屋太鳳。
ぶりっ子キャラで女性に嫌われがちな彼女達でも、私はそのぶりっ子ぶりの素晴らしさにセンスを感じたりしていたのです。
今思えば、私がASDだからそう感じていたと思うのです。
たぶんだよ。
しかし、自分がASDだと知ってから、共感とか他者の感情、人の仕草や表情、目線などが言っている声なき表現、非言語コミュニケーションと言う物の存在を知り。
それからというもの、
人は自分とは感覚の違う未知の生物になったのです。そして人をよく観察するようになりました。
人に興味がなかった私は、人の名前を覚える事が大の苦手なうえに、顔を覚えることもできませんでした。
しかし一度興味が湧くと取り憑かれたように人を観察し続けて、
非言語とは何ぞや?
とネットでとことん調べました。
ADHDの特徴である過集中のおかげで、双子がうるさく喧嘩していても自然とシャットアウトしているので、ASDについて、自分について、ずいぶん勉強する事が出来ました。
結果この行動が、自分自身で認知行動療法をしていたのだと思います。
そのおかげで、今では家族の心の声が聞こえてきています。十分では無いと思うけど。。。
言葉ではない心の声。
言葉でどうやって表現したら良いのか分からない感情が、顔や仕草に表れて私に話しかけてくる。
💭今日は学校で嫌な事があったよ。ママに言いたいけど、どうやって言ったら良いのかな。💭
娘がこんな気持で学校から帰って来た時は、顔色が曇っていて、ただいまの声が小さい。
こんな日はテーブルに座り、一緒におやつを食べてどうでも良い話をする。
すると自然に嫌だった出来事を話してくれる。
人の心が聞こえるのは何て素晴らしいのでしょう。
そう思う一方で、不安でネガティブな感情も聞こえて来てしまう。
そうなると、正直、定型発達の人の見えている世界、感じている世界は私には重いと思う事がある。
不安で行動が慎重になり、行動を起こさないということがあるから。
もっと、シンプルに生きれないのだろうかと思ってしまう。
なのに、なのにですよ!
自分も共感が出来る人間になってしまったんです。
生まれつきではなく、後付けの共感であるからその共感性は薄いとは思うけど。
韓流スターやアイドルに夢中になり、勝手に落ち込むおばさんの気持ちが分かるんです。共感ですね。
私は昨年のワールドベースボールクラッシックから大谷翔平が好きなのです。ファンですね。
50-50は素晴らしい!!
おめでとうございます!
なんてすごい人なんでしょう!
シビレる。
ただね、、、
真美子夫人。
大谷翔平様が結婚したての頃のプライベートジェット前でのツーショット。
お似合いだ!
真美子さんが大谷翔平のお母さんに見えた。
きっと大谷翔平のお母さんの若かりし頃は真美子さんのようだったに違いない。
勝手な想像だけど。
バレーボールの強い選手で背が高く大谷翔平とはバランスが良い。
結婚当初から今までは良い人をお嫁さんにもらったね。納得納得。嫁選びも一流なのね。
と、思っていたが。。。。
スタジアムで応援している真美子さんの姿を見た時の気持ちは当初のものとは違った。
彼女の嬉しそうな微笑みは美しく可愛い。
私の心は翔平の嫁は最高だとの思いと、真美子さんの女性の部分を見てしまった嫉妬の思いで、気持ちは解離していた。
そこに、そんな状態の私にですよ!
グーグルさんが勝手にヤフーニュースを見せつけてきた。
勝手にです!
迷惑行為ですね!
私は頂いた茄子と、中途半端に残った鶏もも肉の組み合わせで、今晩のおかずが出来ないかと検索エンジンを使いたかった。
ただ、それだけだったのに。。。
記事のタイトルは
【大谷翔平、真美子夫人とのやり取りが話題に! ジャケットの......】
美しく可愛い奥様が写真の半分を占めていて右手前にデコピン、その奥にちょっとだけ大谷翔平。
奥様の程よくピンクなほっぺと歯並びが綺麗な笑顔。カワイイ!
女性として好きなタイプの女性です。
しかし、大谷翔平のお嫁さんなので、嫉妬の気持ちが抑えられない。
でも、恋愛の嫉妬ではないのです。
あの、ギーッッとした感情では無いのです。
なんとも気持ちの悪い感情。
何だろう?何だろう?
この変な感じ。
ジーッと自分の気持ちと向き合った。
たぶん、息子が結婚相手に何の文句のつけどころのない女性を連れてきても、同じ感情が私を覆うのでは無いだろうか。
違っていたらスミマセン。
経験したことの無い感情です。
とても不思議な感情。
真美子さんは好きなタイプで、なれるものなら彼女のような素敵な女性になりたい。
しかし、そんなパーフェクトな女性でも、息子の嫁さんだとこんな感情になるのでは?
長男の嫁はどんな女性でも嫌なものだと聞いたことがあるけど。
こんな気持ちは気分が悪い。
ならば息子が結婚したら、息子夫婦との同居は嫌である。
息子はまだ小4で、まだまだ先の話だし、結婚するかも分からないし、愛する人が女性なのかも分からないのに。。。。
推しに彼女が出来たり、結婚したりした時のおばさんの落ち込みの感情は、若い女性のそれとは違うのじゃないかと思ってるけど、普通はどうなのかな?
やっぱり共感するってちょっと難しいな。。。