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kintone エバンジェリストとは一体?ーーサイボウズと共に走ってくれる強力な存在を紹介!

皆さんこんにちは!ファンコミュニティ推進部の神田です。
ユーザーの皆さんからは「かんちゃん」と呼んでいただくことが多いので、ぜひ皆さんとお会いする機会があればそう呼んでいただけたらうれしいです!
 
私は2019年にサイボウズに入社し、その年の11月から今回ご紹介する「kintone エバンジェリスト制度」に関わり始めました。
 
今回は、「kintone エバンジェリストって聞いたことがあるけど、一体どんな制度なの?」と感じてる方に向けて、私視点でkintone エバンジェリスト制度のご紹介をしながら、共に活動してくださる皆さんの凄さや魅力をお伝えしていきます。

kintone エバンジェリストって?

kintone エバンジェリストを一文で表すと、次のような表現になります。

あふれんばかりのkintoneへの愛と豊富な知識や経験を持ち、
kintoneのあらゆる可能性をオープンな場で、公開・発信し続ける 個人を対象にサイボウズが公認した方です。

kintone エバンジェリスト公式サイト:制度について

kintone エバンジェリスト制度はこの言葉を理念とし、現在30名近いエバンジェリストが在籍。それぞれが様々な形で、kintoneの可能性を発信し続けています。

ずばり、kintone エバンジェリストとは、共通の理念のもとサイボウズと共にkintoneの価値を伝道してくださる存在です。
 
ひとまず現時点で特に注目してほしいのは、”個人を対象”にした制度だということです。
どのような企業に属して活動しているか、よりも、個人としてどのような活動をし、どのような想いをお持ちになっているかを重視しています。
 
逆に言えば、例えば活動のほとんどが自社のビジネスに直結する企業活動に紐づいている場合などは、制度の理想とは少し離れているということになります。

活動のスタイルは十人十色!例えば?

一言にkintone エバンジェリストと言っても、活動は様々です。
現役のエバンジェリストの活動スタイルを例として一部参考にさせていただきながら、多様な活動の姿をご紹介します。
 
今回は大きく分けて3つの活動スタイルをご紹介しますが、一つの活動スタイルに注力して活動する方もいらっしゃれば、複数の活動スタイルを持ち合わせ多様な展開をするエバンジェリストの方もいらっしゃいます。

例1:多様な媒体での情報発信

kintone エバンジェリストの中には、それぞれが選択する媒体でkintone に関係する情報発信を行っている方がいます。
例えば、近頃だとnoteや、ご自身開設したブログ媒体、技術面に強みを持つ方であればQiita、YouTubeでの動画発信や生配信、Podcast、などが挙げられます。

また、これらの媒体よりもライトな発信や、日常的なコミュニケーション媒体として多くのエバンジェリストが開設しているのがTwitterです。
各媒体で「kintone」と検索をしてみると、kintone エバンジェリスト各人の得意とする分野のノウハウがつまった内容や、kintoneを使う中で感じた思い・たどり着いた考え方などの発信に出会うことができると思います。

例2:ユーザー同士をつなぐ“場づくり”を行う

kintoneには、さまざまな情報をユーザー同士でシェアし合う機会がたくさんあります。
その一つが、kintone Café を始めとする、ユーザーが主体となって先導する勉強会コミュニティの場です。
全国に支部が存在するkintone Caféには、オンラインからオフラインはもちろん、内容的にも多種多様な形態が存在していますが、kintone エバンジェリストの中にはそのようなユーザー同士の繋がりを支える“場づくり”を積極的行っている方がいます

例3:オンラインユーザーコミュニティの場で、周りのユーザーを支える

kintone には、サイボウズが提供するオンラインコミュニティが存在します。
主にユーザー向けの場が「キンコミ」、主に技術者向けの場が「cybozu developer network」です。
kintone エバンジェリストの中には、このような場所で積極的にユーザー同士のコミュニケーションに参加したり、ご自身の持つノウハウによって周りのユーザーを支えている方がいます。

今回は3つの活動スタイルを例として挙げてみましたが、もちろんこれ以外の形でkintoneを伝道する活動をしている方もいらっしゃいます。

一人ひとり多様な活動をイメージし
エバンジェリスト公式ロゴも6色展開、それぞれに意味も込められています

kintone エバンジェリストの情報を追いたいならここ!

ここまで読んで、kintone エバンジェリストが実際にどんな形で発信をしているのか、興味が湧いてきた方も多いのではないでしょうか?
 
そんなときは、ぜひ、kintone エバンジェリストの公式HPへアクセスしてみてください。

この一覧ページでは、それぞれのエバンジェリストがどのような分野を強みとしているのかや、活動拠点をご覧いただけます。
また、各人のプロフィール詳細ページへ遷移いただくと、それぞれの発信媒体もご確認いただけます。
ぜひ気になるエバンジェリストがいらっしゃった場合は、Twitterやnoteなど、チェックしてみてください!
 
また、最近では、kintone の製品サイトでもエバンジェリストによる連載があります。それが、kintone 製品サイト内の拡張機能ページです。

上記の一覧記事の中の下記のようなグリーンベースのサムネイルのものが、エバンジェリストによる寄稿記事です。

ここでは、毎月1人に寄稿いただき、それぞれの独自の視点でおすすめのkintone連携サービスを紹介しています。
kintone エバンジェリストという立場がとても活きている場所の一つだと感じており、記事を担当している私自身も毎月多くの学びや発見を貰っています。
この機会に連載の存在を知った方にも、ぜひ読んでいただきたいです!

kintone エバンジェリストとして公認するときの条件

さて、ここまで制度の概要や皆さんの活動についてご紹介してきましたが、各エバンジェリストがどのような基準で公認されているのか気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここからは、サイボウズがkintone エバンジェリストを公認するときの条件について少しご紹介をしたいと思います。
現在、以下の3つのポイントを、制度参加の際の条件として設定しています。

1.理念への共感

先述した、

あふれんばかりのkintoneへの愛と豊富な知識や経験を持ち、kintoneのあらゆる可能性をオープンな場で、公開・発信し続ける

という理念に共感いただけるどうかを、大切にしています。

2.情報の発信

発信の形態は様々ですが、kintoneに関わる有益な情報を継続的に発信してくださっているかどうかを条件の一つとしています。
 
定性的な側面が強いため、エバンジェリストへの認定を検討する際には、サイボウズ側で発信の質や数・発信期間等を総合的に確認し、チーム内で検討した上で認定可否を判断しています。

3.知識と経験

kintoneを伝道する活動を共にしていただく中で、その情報が正しい知識や経験に基づいていることは、重要なポイントです。
 
現在は、それを見極めるために、kintoneの認定資格の保有を条件の一つとしています。
具体的には、アプリデザインスペシャリスト、カスタマイズスペシャリストのいずれかのkintone認定資格を保有していることを置いています。

▽認定資格について詳しくはこちら

最後に

kintone エバンジェリストは、サイボウズではできない形でkintone の価値・魅力を伝道してくださる皆様であり、kintone のコミュニティ世界を共に支え、そしてkintone の新たな可能性や時には弱みに気づかせてくださる方々の集団です。
 
「kintone エバンジェリスト」というのは一つの肩書に過ぎませんが、この制度に共感して共に走り抜けてくれる30名近いkintone エバンジェリストの存在はサイボウズにとってとても心強い存在です。
 
また、近年kintone エバンジェリストに興味・関心を持ち、「エバンジェリストに興味があります」と言ってくださる方も増えてきました。
それは現役のエバンジェリスト、そして過去にエバンジェリストとして活動してくださった皆さんのおかげであり、とてもうれしく思っています。
 
私個人としても、今後もkintone エバンジェリストの皆さんとだからこそ広げられる価値・世界観を共に広げながら、理念に共感してくださる新たな伝道師の仲間に出会えるよう邁進していきたいと思います!