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実は新参者!? サイボウズ発 kintone コミュニティサイト「キンコミ」が生まれた理由

皆さんこんにちは!ファンコミュニティ推進部の畑中です。

今回はサイボウズの公式コミュニティサイトである「キンコミ」をご紹介します。
キンコミは2020年に生まれたのですが、実は kintone コミュニティ界隈ではかなりの新参者です。 では販売元のサイボウズが、なぜ遅れて kintone コミュニティ界隈に参加しようと思ったのか、 今回はキンコミの立ち上げに関わった立場として、そのあたりをお話ししていきたいと思います。


■キンコミとは 〜略称じゃないよ正式名称だよ〜

皆さん、キンコミをご存知でしょうか。 サイボウズが公式に運営する、kintone ユーザーのためのオンラインコミュニティサイトです。2020年にサイトが立ち上がり、2023年3月時点で 1,300名を超えるユーザーさんが登録してくださっています。
キンコミというこの名前、ご想像の通り「kintone」の「コミュニティサイト」だからキンコミなのですが、よく「何の略称ですか?」と聞かれます。

いいえ、略称ではなく正式名称です。

当初、名称を考えるときに「相談先がなくて困っている人」のお役に立ちたい!という想いや、kintone を好きになってもらいたい、という想いがありました。
そこで出てきたのが下記のような案です。

・kintone LIFE(キンライ)
・kintone LIVE(キンラブ)
・kintone Connect(キンコネ)
・キントミュニティ(kintone + community)
・キンスキ

キンスキ!!と言えば、キンスキを名乗っている某サイボウズ社員がいますが当時のやりとりでこんなものもありました。

サイト名がキンスキに決まっていたら、今頃松井さんは普通の松井さんだったんですね笑

結果的に、幅広い層の方に参加してもらいやすく覚えやすいという事で「キンコミ」に決定しました。
もう一度言いますが、略称ではなく正式名称です。皆さんぜひ覚えてくださいね。

■キンコミが生まれた背景 〜すばらしい諸先輩方の世界を皆さんにも感じてほしい〜

冒頭にも書きましたが、キンコミは kintone コミュニティ界隈ではかなりの後発組です。2020年時点で、kintone にはユーザーさん主導によるたくさんのコミュニティが既に存在していました。kintone Cafékintone 活用研究会、有志による Youtube 配信など。

ユーザーさん同士が支えあう多種多様なコミュニティ(kintone コミュニティ案内板より)

これらのたくさんのコミュニティでは、自社の使い方を披露したり、困っている人にSNS上でアドバイスをしたり、kintone ユーザーさん同士による、まさに「支えあい」の文化が出来上がっていました。kintone の販売開始は 2011 年ですから、わずか10年の間にユーザーさんがユーザーさんを支えあう文化が形成されたという事ですね。

これには私たちサイボウズ社員も正直言って驚きでした。コミュニティ上では、サイボウズのサポートに聞くだけでは得られない、kintone ユーザーさん一人ひとりが持っている運用ノウハウの「宝」が毎日のようにやりとりされているからです。

ところが、ユーザーコミュニティと聞くと参加するのにハードルが高そうだ、とか、こんな事聞いちゃいけないのでは?とか躊躇する人も結構多いと聞きます。
私たちサイボウズとしても、悩んでいる kintone ユーザーさんにこの「宝」の存在を少しでも知ってほしい、そう思ったのがキンコミ立ち上げのきっかけでした。

上述したように、コミュニティ慣れしている人はまだしも、初めてコミュニティに参加するのは誰しも戸惑う事が多いと思います。なので、まずは、kintone コミュニティの世界へ進んでいただくと良いのではないかと考えました。

立ち上げ当時のキンコミのコンセプトは「初めて kintone コミュニティに触れてもらう人の入り口」です。

キンコミは kintone コミュニティの入り口

悩める kintone ユーザーさんに「宝」に触れてもらい、kintone コミュニティへ進んで行って、いつかはご自身も他のユーザーさんにフィードバックしてもらえる、そんな世界を作りたかったというのが当初の願いです。

2020年7月のプレオープンを経て、正式オープン。

最初はどうなる事かとハラハラした私たちですが、そこはさすがの kintone コミュニティの一環です。既に kintone コミュニティに馴染んでくださっていたユーザーさんも、そうでないユーザーさんもキンコミ上で活発なやりとりをしていただき、今では たくさんの登録者の方で、毎日のように「宝」が飛び交う様子が見られます。

たくさんの「宝」がやりとりされています

■キンコミではどんなやりとりが? 〜さあ参加してみましょう〜

「kintone って汎用性高くて、自社にあった使い方ができる自信がないし、どうしよう。」そう思っている皆さんにこそ、キンコミを覗いていただけると嬉しいなと思います。

では、実際にどんなやりとりがされているのでしょうか。いくつかご紹介します。

・kintone を活用してもらうにはどうすればいい?
・使いやすいアプリ名のルールって皆さんどうしてます?
・社内で kintone初心者向け講習会開きました!

キンコミの書き込み

どうでしょうか。ユーザーさんだからこそ知っている運用ノウハウの「宝」が上記以外にもたくさんやりとりされています。

キンコミは kintone ユーザーさん同士の情報共有の場です。

もちろんちょっと調べたら分かるような使い方・操作方法などの基本的な内容をいつもいつも他のユーザーさんに聞くのはNGですが、他のユーザーさんからヒントを得たい、そのような時には気軽にご利用いただける場所かと思います。

立ち上げ当時、kintone ユーザーさん同士の支えあいの素晴らしさを少しでも知ってもらえれば、と思って始めたキンコミですが今や書き込みもたくさん溜まってきて、過去の書き込みを見るだけでもかなり参考になるかもしれません。
コミュニティはハードル高いなと思っている皆さんに、ぜひ一度覗いてほしいなと思います。

ご興味があればぜひキンコミを訪れてみてください!

▼キンコミ
https://kincom.cybozu.co.jp




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