スクラムイベントどうやってる?(1):朝会(デイリースクラム)編
こんにちは!
非エンジニアですが開発チームのPMをやっている、CXショウゴです。
皆さんは朝会でどのようなコミュニケーションを行っていますか?
チムメンが考えてくれた朝会の流れが色々と試行錯誤を重ねた結果、とても良い感じにチームに馴染んできました。
朝会は
メンバーが今日やるべきことをはっきりさせる
チーム全体が知っておくべき進捗を共有する
メンバーが直面している問題を早期に発見し対応する
を目的としてやっています。
朝会の進め方の参考になれば嬉しいです。
朝会の司会通知
朝会の司会をランダムで回すために、朝会をやる15分前にslack通知を飛ばすようにしています。
アイスブレイク
普通に朝会を始めるとマジメな仕事の話にすぐ入ってしまい、チムメンの人となりを知ることができなかったのですが、朝会司会通知のスレッドに今気になっていることとかなんでもOKで投稿するようにしてみたところ、活発に雑談ができるようになりました。
アイスブレイクは朝会が始まった時に、投稿されたスレッドを見ながら5分くらいフリートークしています。
ファイブフィンガー
アイスブレイクが終わったら、今日の仕事を始める前の状況・気持ちを5本の指で表しています。
リアルで実施の時はジャンケンの要領でいっせーので出しますが、リモートの場合はslackハドルが開始されたスレッドに数字を投稿しています。
数字の意味はこんな感じに設定しています。
懸念を気軽に共有
ファイブフィンガーが良いなと思っているところは「懸念」を気軽に共有できるところです。なぜ「3」なのかを話しやすい。まず今どんな気持ちでいるのかを共有できることは話の切り出しがとてもしやすいんですね。
これによって
今問題が起きているのか?
問題なく順調にいっているのか?
を客観的に見ることができるようになりました。
問題が起きていれば、その解決に向けたアドバイスや協力ができますし、順調であれば安心を得ることができます。
アクティブスプリントで状況確認
ファイブフィンガーの数字が小さい人から司会が順番を決めて報告を促します。
スプリントで積んでいるタスクの進捗状況を見ながら、主に懸念点をメインに各自報告していきます。
ここで先ほどのファイブフィンガーが生きてきます。
何ヶ月かやってきましたが、懸念がないことの方が少ないんですね。大小ありますが、何かしらの懸念は日々発生します。
バーンダウン状況を確認
スプリントプランニング時に見積もったストーリーポイントの消化状況を確認しています。
OKR・メトリクス・ロードマップの確認
OKRはチーム内で意識するよう毎日確認。
OKRを計測するためのいくつかの指標はグラフ化し、今の状況がどうなっているかをみんなで認識します。
直近の予定と連絡事項の確認
最後に直近の予定と各自の連絡事項を共有して終了です。
これで大体最長30分。早い時は15分くらいで終わります。
以上で、この記事は終了です。
実施しているスクラムイベントは他にもいくつかありますので、また別の機会に記事化しようと思います。
お読みいただきありがとうございました。