ChatGPT編集 宮沢賢治原作「勲爵士ジョニーの冒険 春 水星少女歌劇団一行」第一部終了第26話「敵はなにもの」
まえがき
敵の侵入路は爆破され証拠隠滅されてしまいました。
市長令嬢は入院しましたが命に別状はないようです。
ベーリング市の停電は技師長たちの努力で解消しました。
本文
ベーリンググランドホテルの一室で、ジョニーとカトージが話し合っています。
カトージ:「ジョニー、本当にありがとう。停電が解消され、水星少女歌劇団の公演が予定通りに行えるようになったんだ。君のおかげで、多くの人々が喜びを分かち合えるんだよ」
ジョニー:「いや、そんなことはないさ。俺は手伝いをしただけさ。技師長たちの努力が実を結んだんだ。人々のほんとうの幸せのための一歩一歩さ」
カトージ:「君は本当にすごいやつだよ、ジョニー。僕は絶対この公演を成功させてみせるよ。それに創作意欲を刺激されたよ。歌劇氷の女王、すごい作品ができそうだ。
そうだ、氷の女王、あの市長令嬢、彼女は罪に問われることはないのかな?」
ジョニー:「警察署長によると、彼女は被害者として扱われるそうだ。彼女は誘拐された人質としての心理的な混乱から、犯人たちの一味になったような妄想を抱いてしまったんだ。それはよくあることだ。それに薬物まで投与されていたしな」
カトージ:「ひどい奴らだ。犯人たちは一体なにものなんだ」
ジョニー:「彼らは新しいタイプの異世界からの侵入者のようだ。従来の【異世界侵入】とは違って、彼らの目的は電気の窃盗と活動写真の撮影みたいだ。侵入地点は爆破されて証拠が隠滅されたけど、カメラや幻灯機などの遺留品からそれがわかる。フィルムを使わず電気信号で映像を送信しているようだ。彼らはこの世界で開発中のファクシミリよりも100年以上進んだ科学技術を持っているようだ」
カトージ:「100年!それは恐ろしいな」
ジョニー:「俺の推測だけどね。ただ、科学技術は発展しているみたいだけど、魔法は発展していないようだ。彼らは高度な幻灯機と活動写真で魔法のように見せかけていたんだ。最初に発電所に現れたモンスターも実は活動写真の『ぷろじぇくしょんまっぴんぐ』だったんだよ。彼らは活動写真の客数増加と評論家の高評価を狙っているんだ。古代語で言うと『視聴者数』と『いいね』が彼らの目的なんだろう」
カトージ:「犯罪を起こして作品づくりとは、創作者の風上にもおけぬ奴らだ」
ジョニー:「まさにその通りだ。彼らはプロの活動写真会社か何かなんじゃないかと思うよ。でもね、不思議なんだ。こんな大がかりな事件を起こした割に、彼らが残したカメラは見劣りするんだ。ちゃちな作りで、レンズの組み付けはガタガタだし、幻灯機の画素数もフィルムに比べてザラザラだった。技師長のプロポーズの名場面がちゃんと撮れたか心配なぐらいだ。プロの活動写真集団とは思えないような謎の集団さ。それに、せっかく3万ボルトの高圧発電所を占拠しておきながら、残した機械は100ボルトや200ボルトの低圧機器ばかり。冷凍機の出力不足で氷の彫像は崩れるし、カメラなんか5ボルトさ」
カトージは考え込みながら言います。
カトージ:「なるほど、彼らは進んだ科学技術を持っているのに、なぜそんな劣ったカメラを使っているんだろう?何か裏があるのかもしれないな。」
ジョニー:「奇妙だ。彼らの目的は何なのか、まだ完全には分かっていないけど、何か大きな陰謀が進行しているのかもしれない。十分に警戒しなければいけないな。」
カトージ:「ジョニー、うちの劇団も狙われる可能性がある。しっかりと警備してくれ。うちの劇団員たちはかわいい娘とかっこいい娘たちばかりだ。誘拐されたらたいへんだ」
ジョニー「ああ、まかせておけ。マリアとエミリーもこの事件で成長した」
二人は力強く握手し、未知の敵に立ち向かう覚悟を固めました。
水星少女歌劇団ベーリング市公演は成功するでしょうか。
市長令嬢と技師長の結婚式はどうなるでしょうか。
レッド・ベア保護区は設立できるでしょうか。
星葉木の増殖はこの星に何をもたらすでしょうか。
マリアとエミリーはドラゴンの香油を手に入れられるでしょうか。
物語はまだまだ続きますが、いったんここで筆を置きます。
あとがき
宮沢賢治のファンタジー「春 水星少女歌劇団一行」を中心に多数の宮沢賢治の作品を入力して、ChatGPTで編集した本作いかがだったでしょうか。
私は宮沢賢治の偉大さが身に染みました。
原作は宮沢賢治の死により中途で終わっていますが、想像はふくらみます。
宮沢賢治の未完の作品を、ChatGPTで現代に蘇らせる取り組み、いいね、と思われましたら、私は作中の犯罪集団ではありませんので、どなたさまも御遠慮なく、いいね、ボタンをお願いいたします。
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