綺麗事を並べてみる悪党
実のある話をするでもなく
ただ向かい合ってコーヒーを飲む
あなたは時々煙草をくゆらせ
私はその煙の行方を目で追う
落ち着いたJazzに耳を傾け
時計を見ずにくつろぐ
そんなありふれた時間
あなたは幸せだった?
私はあなたの前で一定でいることができなかった
湧き上がる負の感情を抑えるのに必死で
機械のように受け答えした時があったね
あなたはどうしたらいいのか分からなくて困り果てていた
私はそれを冷たい心で見ていた
もうそんな思いをさせたくなかったんだ
あなたには穏やかな心でいて