「教育×ライティング」で自分の“強み”を活かす!山口ちゆきさんのクラウドワーキング#19
今回は広島県在住のフリーランスライター山口ちゆきさんのクラウドワーキングをご紹介します。
未経験からライター活動をスタートし、現在は「WEBライターコース」にてメンターとしてもご参加いただいている山口さんに、初めての案件受注から現在に至るまでを聞いてみました!
プロフィール
広島県在住のフリーランスライター。
塾講師や大学職員、そしてご自身の教育経験を活かした「教育」分野を特に強みにしている。
また、クラウドワークス公式「WEBライターコース」にてメンターとしても参画中。
クラウドワークスを始めたきっかけ
私は福山市に住んでいるのですが、クラウドワークスを始めたのは、2018年にクラウドカレッジの前身でもある『福山市×クラウドワークス 在宅ワークセミナー』に参加したことがきっかけです。
前職は大学の補助職員をしていたのですが、私の場合は家庭の事情で外に勤めに出ることができないという課題があり、セミナーの前からもともと「在宅でできる仕事はなんだろう」と考えていました。
前職を退職したあと、クラウドワークス以外の仕事にも応募していたのですが、なかなか仕事につながらず・・・というタイミングでセミナーの案内をいただき、ちょうど良いタイミングだったこともあって飛びつきました。(笑)
1日の活動スケジュール
今は決まったスケジュールではなく日によってまちまちですが、朝、家族を送り出した後の10時ごろから仕事に取り掛かります。家族が帰ってくる16時ごろまでがメインの作業時間です。
家族の帰宅後は子どもたちと一緒に過ごしたり、夕飯の支度といった家事に時間を充てています。仕事の状況によっては、23時以降に仕事をする日もあります。
CWを始めてから案件を受注するまで
クラウドワークスを始めて最初の頃はタスク形式の案件をいくつかやっていたんですが、これではらちが明かないと思い、ライティングに挑戦しました。
膨大な案件の中から、恐る恐る「これならいけるかな」と思い応募したのが『初心者歓迎!』という案件でした。
この案件はオールジャンルのライティングだったのですが、テストライティングを受けてみると、全く馴染みのないアウトドア分野の記事しかなく・・・
その時は何とか執筆をこなしましたが、テストライティングのみで手を引かせていただきました。
ただ、この経験から、案件を探す上で確認しなければいけない項目や注意事項を学びました。
具体的には、
・どんな記事を掲載しているサイトなのか
・自分が書けそうかどうか
・自分が書きたいかどうか
・他のライターさんに比べて、自分の強みがあるかどうか
を考えて応募するようになりました。
今となっては良い経験だったと思います。
■受注のポイント
今請けているなかで一番大きいお仕事が「教育系」のライティングのお仕事なのですが、
自分がこれまでやってきた
・塾講師、家庭教師
・大学職員
・保護者としての立場
などの経験を活かせるものを探して、ヒットした案件に「私はここが強みです!」というのをアピールして受注につなげました。
また、セミナー後のフォローアップとして、すでにライターとして活躍されていた先輩ワーカーさんのブログで記事を書かせていただきました。
先輩から添削を受け、実践的なライティングの基礎を学びながら、実績を積み重ねる場をいただけたおかげで、他の案件に応募する勇気もでてきました。
継続的な依頼につなげるために
現在は3件ほど継続的にお仕事をさせていただいております。
先ほどの教育系の案件でいうと、継続につながったのは『自分からの提案』がきっかけでした。
その案件は最初のテストライティングの後、2ヵ月毎のスパンで更新していく契約だったのですが、更新のタイミングで以下のことをしました。
・掲載されるメディアの内容や記事を見て、分析
┗「発信が弱いな」と思った部分やジャンル(今回だと『不登校』や『発達障害』など)を見つける
・自分からの提案
┗上で見つけた弱いジャンルに対して、「私このジャンル書けます!書かせてください!」というのをこちらから提案
そうしたところ、クライアントさんから良い反応・お返事をいただき、それがきっかけで今日まで継続して依頼をいただいています。
■メッセージは仕事に直結
また、仕事内容以外の面でいうと、クライアントとのやりとりに関してはすぐに返信することを意識しています。
24時間と言わず、数時間以内には返信するようにしていますね。
逆に、こちらからのメッセージに対してなかなか返信が返ってこないクライアントもこれまでにいらっしゃいました。そういったクライアントだとお仕事がしずらかったなという印象があります。
ワーカー側だけでなくクライアント側の返信がないと仕事が進まない、ということもあるので、継続的に仕事をしていくのであればそういった面でも自分に合っているクライアントなのかを確認することが必要です。
これから始める人へのアドバイス
私は、
「書くことは昔から好き」
「けど作家や編集者にはなれない」
と思っていたところに偶然『ライター』という道が見つかって、チャレンジしたところからライターとしてのキャリアが始まりました。
ただ、現実は決して楽なものではありません。
もちろんやってみて「好きだな」と思う方はどんどんチャレンジしていただきたいですし、「しんどいな」と思う方は別の道を探しても全然良いと思います。自分に合った道を見つけることが大切です。
また、私は市のセミナーがきっかけだったこともあり、一緒にスタートしたワーカーの仲間や先輩ワーカーの存在があったことで、今まで継続して活動してくることが出来たと思っています。
一人だと続けてこられなかったかもしれません。
在宅ワークだと一人での仕事になりがちですが、今はクラウドワークスのWEBライタープログラムなど横の繋がりを持てるプログラムもあるので、ぜひ活用して継続していただきたいなと思います。
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