「“働く”に向き合い続ける」 クラウドワークス田中健士郎 【メンバー紹介#1】
こんにちは!
ワーカーエクスぺリンスチームの田中です。
今回は、ワーカーエクスペリエンスチームのメンバー紹介第一弾として、チームメンバーが、普段どのような想いで活動をしているのかをお伝えしていきたいと思います!
今回は僕、田中について書いていきたいと思います。
僕がどのように「働く」に向き合ってきたのか、クラウドワークスと出会い価値観が変化していく中で、なぜ「誰もが”働く”を選択できる世の中」を実現したいと思ったのか。
この想いをお伝えしていくことで、少しでもワーカーエクスペリエンスチームが実現したい世の中に共感してもらえる人を増やせればいいなと思ってます。
田中健士郎(たなかけんしろう)
東京都武蔵野市出身。1988年生まれ。神奈川県逗子市在住。
上智大学卒業後、大手製造業会社で海外営業を担当。2015年に株式会社クラウドワークスに参画し、地方創生事業を責任者として立上げ。これまでに30以上の自治体と連携し、クラウドソーシングの普及を促進。1000人以上のワーカー育成に携わる。
2017年からは複業としてreborn株式会社に参画し、企業の組織改革支援に携わっている。
僕が「働き方」に注目した理由と挑戦の始まり
ワーカーエクスペリエンスチームとしての想いを述べる前に、僕のキャリアを振り返りたいと思います。端的にまとめると、常に「働く」と向き合っていた時間だったなと思います。
新卒から大手メーカーに入社し、社会人1年目から半導体関係の海外営業を担当していました。世界中の企業の方とお仕事をする中で、「働く」に対する考え方も様々で、何かと日本の働き方との違いなどを感じ取っていたと思います。とりわけ、「リモートワーク」というものには、強い興味を持っていました。
当時年間の半分は海外にいる生活をしていて、基本的に自分の会社のメンバーとも遠隔のやり取りがメイン。インターネットを活用した働き方、いわゆる「リモートワーク」を前提とした働き方をしていました。
特に長期滞在をしていたアメリカのシリコンバレーでは、クライアントや現地社員の働き方もとても柔軟でした。オンライン会議やチャットの文化が根付いていたり、家族との時間を何よりも大切にしていて、夕方には家族のもとへ帰り食事をとって、必要に応じてその後にリモートワークで仕事を再開する。生活の中に「働く」が溶け込んでいることにもとても感心しました。
そんな働き方を海外で体験し、スムーズに仕事も生活もできていたので、日本企業が「リモートワーク」を導入できないことに疑問を持っていました。(2014年当時はリモートワークやテレワークという言葉すらほとんど使われていなかったと記憶しています)
「インターネットがあれば、世界中どこでも仕事できる。きっと日本国内でも、もっとリモートワークが普及すれば、さらに働きやすい環境が生み出せるはずだ。必ずしも東京にいなくても、地方で楽しく働くことができる。」
そんな事を考えながら、社会人生活5年を経て「クラウドワークス」と出会いました。クラウドワークスを知った時は、「これまで自分が考えていたことを実現できる!」と直感したのを覚えています。クラウドソーシングという仕組みを使い、リモートワークを広げることが事業の拡大に繋がる。とても夢のある会社だなと思いました。
日本の「働く」に対する現実と奥深さを知った
クラウドワークスには2015年に入社し、もともと持っていた「地方でも働ける人を増やす」という想いのもと、地方創生事業を立上げました。
地方創生事業では、主に地方自治体から予算をもらい、その地方に在住されている方に対して、クラウドワークスの使い方の支援やスキルアップ支援、コミュニティづくりなどを行っていきました。
この事業を通して、実際に全国各地で色々な方と接してきたわけですが、そのなかでも「働きたくても働く選択肢がない」という理由で困っている方にたくさんお会いしてきました。
「出産を機に仕事を辞めてしまい今は子育て一本です。でも、やっぱり働いてた頃の自信がある自分に戻りたくて、、在宅ワークなら実現できるんじゃないかって思ったんです」
「前職で精神的なことで体を壊してしまい、人と会う仕事はしばらくは難しいと思っているんですが、クラウドソーシングなら頑張れるんじゃないかと思って・・・」
「地方に嫁ぎ、もう20年も会社で働くことから離れているので、この前教えてもらったURLという言葉もわからなくて、自分にできるのか不安でいっぱいです」
「持病があり、通勤が必要な仕事はできません。障がい者雇用枠がある会社もほとんどが通勤必要で。だからクラウドワークスに登録しました」
本当に「クラウドソーシング」という場所や時間にとらわれない働き方を必要としているのは、地方在住であったり、子育てや介護、病気を理由に、働くという選択肢が限られている人々であったことを知ります。
これが僕にとって「働く」への認識が大きく変わった瞬間でした。
海外での経験などから、これまで考えていた「リモートワークが広がれば、もっと自由に楽しく働ける」や「地方でもイキイキ働ける世の中にしたい」といった理想は、「働く」のほんの一部の話だったと気づきました。
そこから、「働く」を本当に求めている人たちに対しても、クラウドワークスを通して自分が「何をすべきなのか」を本気で考えていきました。そして、「働く」という選択肢が限られている人々も含めて、一人でも多くの人が「自分らしく働ける」世の中にしたい。そう強く思いました。
僕たちが実現したい「誰もが”働く”を選択できる世の中」へ向けて
今年、地方創生事業は5年目を迎えました。これまでにお会いし支援をしてきたワーカーさんは、述べ1000名を超えています。クラウドワークスの中でも、もっとも多くのワーカーさんにお会いし、同時に現実に起きている課題に向き合ってきていると思います。最近は「働き方エバンジェリスト」という肩書で、「働く」についてお話させていただく機会も増えました。
そんな中、期を同じくして現在のチームが発足しました。
”働く”に対する支援やクラウドソーシングでのワーカーさんの体験(=Worker Experience)向上を目指すチームです。
「働く」という選択肢が限られている方々に対し、クラウドワークスを通して柔軟に働くことができる機会を提供し、社会に対して大きなインパクトを与えていく。
そんな想いから「誰もが”働く”を選択できる世の中にする」というチームパーパスを掲げることにしました。
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ここまでが、今までの僕の想いの変遷です。
今後、ワーカーエクスペリエンスチームとして、「誰もが”働く”を選択できる世の中」にするためにやるべきことはたくさんあります。
教育、コミュニティ形成、サービスの改善、社会への発信、、、
しかし、ワーカーさんとの距離感が一番近い僕たちだからこそできることでもあり、自ら掲げたパーパスへの実現に繋がると信じています。
そして、実現のためには僕たちだけの行動ではなく、一緒に実現に向けて協創してくれる共感者(=パートナー)を増やしていくことが重要だと思っています。
少しでも同じような想い・考えを持っている方がいらっしゃれば、是非僕たちと一緒に「働く」について考えてみませんか?
誰もが自分らしく働くことができる豊かな世の中を一緒に作っていきましょう!
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