州立大学のオープンハウス
アメリカに研究者として渡米して6年も過ぎると、小学生だった子供も大学受験をする年になるんですよね。
当たり前なの話なんですが笑
受験予定の大学のオープンハウスがあるとのことで、週末に高速道路をひたはしり子供と大学見学に行ってきました。
中学や高校でもオープンハウスって言うんですが、日本語でいうところの「学校説明会」みたいなもんでしょうか。
まずは大学の体育館に集合し全体説明を聞きます。アメリカらしいなと思ったのが体育館に入る前にセキュリティーチェックがあり、持ち物検査と金属探知機のゲートをくぐったことでしょうか。
アメリカ南部ということもありデルタ株がしっかり猛威を奮っている最中ですがマスクの着用率はそんなに多くはなかったですね。州立大ということもあり、学校の規定は州の方針に準じるため、共和党が州知事をしているこの州ではマスクやワクチンの義務化はしていません(私立大ではマスクやワクチンを義務化しているところがあります)。そのため、大学職員の人たちもマスクしていない人から二重にマスクしている人まで様々でした。
大学説明の内容は、それぞれの学部の説明(学部ごとに分かれて小グループで説明を聞く)、大学のツアー、寮のツアー、ローンや奨学金の説明会、海外からの受験者の説明、そして特待生的な成績優秀者向けの説明がありました。ここの大学は学食が美味しいと有名らしく、無料でランチ食べ放題という特典も。
朝の10時から始まった説明会は昼過ぎの15時まで続きましたが、あっという間の5時間でした。いろいろ聞きたいことはありましたが、スケジュールがやや立て込んでおり、全部の質問を解消することはできませんでしたが、とてもいい経験ができました。
私が大学受験をしたときは学部と家から近く受かれそうな大学ということだけで決めたので大学見学はしてなかったと記憶しています。そういった意味ではこうやってどんな大学なのか、受験前にいろいろと特徴が聞けるのは大変有り難いですよね(今は日本でもやっているのかもしれませんが私が大学受験した26年前はあまりなかったように思います)。