cvpaper.challenge 2024を振り返る
cvpaper.challengeでは、2024年も多くのサーベイ・研究活動と学術的イベントを通じ、サーベイ・研究メンバー全員がインプット・アウトプットを通して個人的にも研究コミュニティとしても成長を感じる一年でした。簡単ではございますが、当記事では2024年に開催された主なイベントを振り返るとともに、普段からサーベイや研究活動を支えて頂いている皆さまに感謝の気持ちをお伝えいたします。
2024年 の主要なイベント
【2024/01】 CCC2023 winter FY
毎年恒例、冬の対外イベントであると同時に、我々のサーベイや研究成果発表会として定着してきました。実は2023年末には予定が合わず、2023FYとして1月に開催していました。招待講演はPanasonic 小塚さんをお呼びして、Panasonic社の海外大学連携についてお話頂きました。
詳細はこちら
【2024/04】 4月全体ミーティング(特別会)
アムステルダム大学(当時) Prof. Yuki M. Asano(現在はニュルンベルク工科大学)から突然連絡が入り、産総研臨海副都心センターにて、緊急の全体ミーティングが行われました。アムステルダム大学での同僚であるProf. Pascal Mettesにもご参加頂き、豪華な顔ぶれで国際合同ワークショップ的に全体ミーティングを開催しました。急遽開催されたにも関わらず、全体では80名前後の皆さんからご登録して議論が盛り上がりました。
詳細はこちら
【2024/06, 2024/08】 SSII 2024 / MIRU 2024
研究コミュニティ内からも、国内最大級のシンポジウムSSII, MIRUで成果を発表・議論し、多くのフィードバックを頂くことができました。シンポジウムは人材交流の場としても機能し、研究コミュニティにおいては成長の機会となっています。
【2024/07】 CCC 2024 Summer
夏の対外イベントであるCCC Summerでは、なんと当分野の世界的権威である金出先生にお越し頂き「インパクトのある研究」についてご講演頂きました。パネルディスカッションについても一流の研究者・技術者を招待して、またとない議論の場となり、多くの知見が飛び出しました。CCCでは、その時に直面している課題からパネルのテーマを選定しているのですが、大きく飛躍するためのきっかけになったと実感しております。
詳細はこちら
【2024/12】 CCC 2024 Winter
今回冬のCCC Winterでは、少し趣向を変えて招待講演やパネルディスカッションがSLAM特集となりました。Google から立野さんを迎えて、招待公演やSpatial AIについて議論しています。立野さんのこれまでのご研究に触れるとともに、ディスカッションでは実装レベルやアプリケーションレベルでの議論など深いレベルでSpatial AIの動向に迫ることができました。
詳細はこちら
💐 Special Thanks 💐
2024年も大きく研究コミュニティが成長したと感じる一年でした。日頃、研究活動を支えてくださる研究メンバー、そしてサーベイに尽力してくださるメンバーの皆さんに、心から感謝しております。さらに、企業・学会・技術者・研究者の皆さまといった研究連携パートナーの皆さまにも、多くのサポートを賜り感謝の意を表します。
cvpaper.challengeは、これからも「CV分野の今を映し、トレンドを創り出す」ことを目指します。2025年も激動の最中にあることが予想されますが、新たな挑戦と成長を目指し、努力し続けますので、どうぞよろしくお願いいたします!