著:鈴木大介「脳が壊れた」の 感想
著者の鈴木氏は、41歳の時に右脳梗塞を発症し、左上肢に運動障害、構音障害が残存した。ルポライターである鈴木氏にとって、パソコン操作が必要であったため、作業療法では、左上肢を用いてのジグソーパズルやパソコンのタイピング練習のリハビリを実施していた。その結果、6ヶ月ほどで病前と同程度のタイピングスピードに達することができた。さらに、著書には、「病後半年以上経ってからも非常に緩やかに回復は続く」と、述べている。私も、発症から1年半ほど経過しているが、少しずつ記銘できる要領が増えてき