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父の命日に寄せて: 葬儀から警察での聴取

2019年1月13日午後に、香川で父が交通事故で亡くなったことは、名古屋在住の母からの電話で知りました。香川の従弟から着信とは知らず知らない番号なので応答せず母に連絡が入りました。

母は離婚、妹は結婚して幼い子供を抱えているため、未婚で長女の私がすぐに香川へ向かいました。(離婚後、私は母の戸籍に入りました。)

ありがたい従弟の存在

通常、いきなり香川で事故死しましたとなると、遠方でどうしたら良いのかわかりません。ただ、私の場合、香川で住職をしている従弟が全て警察や病院、葬儀屋との対応を私が到着するまでに段取りを完璧にやっていただきました。父との面会は、セレモニーホールでした。ほぼ即死だったようですが、事故死とは思えないほどのきれいな姿でした。

葬儀は家族葬で

私は、葬儀は人生で数回しか参列したことがなく、喪主となるともうお手上げでした。幸い従弟もよくお世話になっている地元の良心的な葬儀屋にお願いしました。家族経営で、息子さんの元ホテル勤務の経験を活かしたとてもホスピタリティのある対応をいただき色々な不安は軽減したと思います。身近な家族のみ参列。横浜から父の姉である叔母がとてもショックだったことが印象的でした。(叔父も病気で他界しています。)

加害者から面会希望をされた

葬儀会館には宿泊施設があり、私は1泊しました。すると、葬儀前に加害者が突然訪問してきて、謝罪をしたいと葬儀会社のスタッフさんから声をかけられました。そんなこと突然言われても判断もできないし、さすがに会う気にもなれずお断りいただきました。その後わかりましたが、会って謝罪を受け入れるとその後の補償に影響があったらしく対応しなかったのは正解だったようです。

葬儀後の対応

事故発生から葬儀まては、住職である従弟に全てお任せでしたが、葬儀後の色々が大変でした。高松市内の市営住宅の解約、後片付けだけでなく、交通事故で亡くなったため、被害者家族としての対応です。当時メモを取らなかったので、時系列が間違っているかもしれませんが、思い出した内容を残しておこうと思います。

警察での事情聴取

被害者家族として出向きました。まさに刑事ドラマにあるような取り調べ室のような小部屋で、事故についての説明や父との関係、私の職業についてなど。一言一句残して、内容の確認もしました。ドラマではよく、話した内容が書き換えられる場面がありますが、さすがにしっかり真実を記していただきました。

警察へ行く前に、父が住んでいた市営住宅と事故現場を訪れました。警察が印をつけた跡が少し残っていました。

次回は、諸手続き(弁護士とのやりとり、自宅の片付けなどについて書きます。)

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