47才のキャンパスライフ 〜慶應一年生ミュージシャンの日々〜 24「ドイツ語も自分なりに勉強してみよう!」
前回の記事で、
なんて偉そうに宣ってしまった私ですが、そのメソッドを現在勉強しているドイツ語には全然適用していないなぁと気付いたので、少し反省。
何せ授業でしっかりと教えてもらえるので、自己流に学習しようという気持ちが湧かなかったのですが、授業内容も段々難しくなってきて、いよいよ自習も必要になってきました。
というわけで、今回は僕が英語に対してしたように、ドイツ語も手段として活用して、どれくらい成果が上がるか実験してみたいと思います。
さて、ドイツ語を用いて僕が得たい情報とは何だろう…、それは…
それは…
それはF1です! (フゥォン!←エンジン音)
先だってご協力頂いたアンケートで、ぶっちぎりの不人気だったF1の話題をここで果敢に持ち出してしまうわけですが、筆者はここ数年、久々の日本人F1パイロット、我らが角田裕毅(つのだゆうき)の登場をきっかけに、かなりファナティックにF1レースを観戦、応援しているのです。
そして彼が所属しているチームはイタリアのチームですが、そのシニアチームであるレッドブルは本社がオーストリアにあり、そこのお偉いさんの一人であるヘルムートマルコもオーストリア人ということで、ドイツ語を話します。
というわけでドイツ語がわかれば、訳を介さないマルコの角田評を読めるじゃないか! と、意気揚々とドイツ語のF1サイトを訪問。
角田がF1エミリアロマーニャGP、2回目の練習走行で3位の結果を残したというドイツ語の記事を(ほくほく顔で)試しに覗いてみると…
ふむ…?
みえる…
見えるぞ…
私にもドイツ語が見える!
と、機動戦士ガンダムのシャア大佐よろしく、割と大体のドイツ語の流れが見える自分がいました!
1ヶ月のドイツ語学習がある程度身になっているようで、以前だったらお手上げだったドイツ語の記事も
und は andじゃん? aufはonみたいな? freiはfreeだからなんらかの合成語なんだろう(ドイツ語は言葉同士がくっついて長い単語を作るということも最近学びました)Schnellsterはわからんけど、なんらかの形容詞じゃない? am Freitagはこないだやったばっかりよ! On friday よ!
と、授業で習った事が現実世界に反映され、がっつりモチベーションが上がります。おう! 読み進めよう!
ほー! Derは定冠詞やんか! ならったばっかりやんか! Stellte はputやったと思うで。denも定冠詞の活用やったように思う! zweien freien Training は2nd free practice やろ? Platzはわからんけどdreiがあるから三位ってことやろ? あとはわからんけどわかった気がする!(←適当!)
最後かなり適当ですが(苦笑)、でも実はこの
「わからんけどわかったつもりになる」
というのは、言語学習を継続するために割と必要な態度じゃないかとも思っています。
これまで数々のよくわからない英文を「わかったつもりになる」ことによって気分良く棚上げし、だいぶ後になって理解するという事を繰り返してきました。 全部わかろうとするとしんどいし、楽しくなくなってしまうので
ドイツ語のニュース記事を原文で読めちゃっている自分!
に軽くドヤ顔をしつつ、モチベーションアップに利用していくという態度はかなり有効なのではないかと思っています。
また、実際に教科書以外のドイツ語を読んでみて感じたのは、ドイツ語の単語の活用の種類の多さというのは、読む時にはそんなに障壁にならないという事です。当たり前ですが正解の活用で書いてあるので、うろ覚えでも割といける! 書くのに比べて読むのは楽!
というわけで、かなり勇気づけられる実験結果となりました。ぃようし、
僕のドイツ語はF1ニュースで伸ばしてみせるぞ!!
と、決意した5月下旬の私なのでした。
(ちなみにこのGPでの角田はまたまた予選、決勝と大健闘で、F1の国際映像でも取り上げられまくりでホクホクです! 彼の評価は海外からの方が高い気がするのです。Vorwärts! Yuki! )