みんなが知らない遊戯王の話
みなさんは
遊戯王オフィシャルカードゲーム
というものをご存知でしょうか?
えっ?それなぁに?
って方も多いと思います
遊戯王OCG
それは、オフィシャル カード ゲームです
(=official card game)
※大事なことだから2回書くスタンス
※ちなみに海外は
Yu-Gi-Oh! TCG
トレーディング カード ゲーム
(=trading card game)
と呼ばれています
その名の通り、カードゲームです
超簡単に言うと
トランプとかUNOみたいな感じです
そのカードゲームの中でも
遊戯王史上、最大の知名度を誇るのは…
青眼の白龍
(=ブルーアイズホワイトドラゴン)
必殺技名は「滅びのバーストストリーム!」
(cv.津田健次郎)
※シークレットっていうレアリティの
初期ブルーアイズ(通称:シクブル?ブルシク?)は、状態にもよるけど単価で数十万くらいします。いまだに
あくまでも主観ですが、状態が美品だと
単価60-100万くらいな気がしますね
実は、自分はかれこれ20年以上遊戯王OCGをやっていました。(今年の5月に辞めてます)
この趣味のことは数年くらい前からやっと、ちょこちょこ周りに言えるようになりました。正直いうと誰かに言うのが最初は恥ずかしかったですね。笑
そして今はもう完全に気にしてません
ちなみに好きすぎて
一時期は非公認大会に出てました
(でも【好きなもの羅列してみた】の記事には載せ忘れてました!笑)
〜ここからがご紹介したい本題です〜
非公認大会はchampionship(略称でCS)と呼ばれ、形式として個人戦、2人チーム戦、3人チーム戦、5人チーム戦などがあります。ちなみにその企画される大会は主に3人チーム戦となっております
ここで「あれ?」と思った方に対しての質問コーナー↓
①なぜ非公認の大会に出るの?
→景品が公認大会よりも豪華だからです
②なぜ3人チーム戦が多いの?
→個人戦だと大会当日のドタキャンが多いからです
参加費は当日会場に着いてから支払うシステムなので、ドタキャンすると参加者はただの不参加扱いになります。キャンセルポリシーとかありません。主催者側が単純に損をします
応募過多で事前にお断りを入れている事例もあるくらいです
しかし、チーム戦の場合
1人がドタキャンするとチームメンバーに迷惑がかかるため、個人戦のドタキャン問題の対策として必然的にチーム戦の大会が増えました
例えば、3人チーム戦があるとして参加チーム数が仮に56だとしたら、参加人数は168名。参加費がお一人様1,500円なので
当日は1500×168=252,000円ものお金が動くわけなんですよねぇ。そのお金は会場費やら景品に回されますが、細かい金額のさじ加減は主催の方が自己判断で決定します
みんなが大好きお金の話
だからこそドタキャンは主催側からしたら辛いところがあります
そして大会は予選がだいたいスイスドロー4回戦
(スイスドローの説明は長くなるから今回は割愛します。気になる方はググってみてください。申し訳ない)
全勝と、3勝1敗の中でも勝率の噛み合いで決勝トーナメントに上がる可能性が出てきます。
たまに運がいいと2勝1敗1引き分けのチームも決勝トーナメントに上がれたりします
参加規模にもよりますが、トーナメントに上がるのは16チームないし8チームです
その後の決勝トーナメントも勝ち続けると、だいたいベスト4以上が損益分岐点で景品がもらえるようになります
景品は
1位:Newニンテンドー3DS LL 3台
2位:Newニンテンドー3DS 3台
Newニンテンドー3DS1台
4位:遊戯王カード3box分(1箱4,500円)
みたいな感じ
※景品が現金だと賭博罪に引っかかる可能性あり
大会の細かい話はここまでにして、ここからは必要なものなどを紹介したいなぁと思います
必要なものリスト
・デッキ(カードとスリーブ)
・プレイマット
・メモ帳
・ストップウォッチ
・サイコロ、コイン、カウンター
主にはこんな感じ
1つずつ紹介します
・デッキ(カードとスリーブ)
必須。これがないと遊べない
カードを生でプレイすると折れたり傷がついて、それがマーキングという行為につながってしまうためスリーブ(ビニール製のカバー)に入れることがほとんどです
そのカバーするスリーブも裂けたり折れたりするのでマーキング行為とならないよう、定期的に取り替えなければなりません
取り替えるのがコスト的にもったいないので、2-3重にスリーブを装着し、定期的に1番外側を取り替える方が多い印象です
また、一番外側は安い透明なスリーブを装着している方が多いですかね
・プレイマット
これもカードを守るために必要
会場にはテーブルがあり、そのままプレイするとテーブルが硬くてスリーブやカードが傷つくためプレイマットを敷きます
あとはプレイマットに枠が設定されているものが多く、ルール上その枠を使用します。枠なしのプレイマットを使用している方は、プレイの最中に相手へ置く場所の説明をしなから行えば基本的には問題なし
・メモ帳
遊戯王はルール上ライフが8000です
※アニメでは時期にもよるけど2000から4000が多いかな。8000あるとデュエル(対戦)が終わらなくて間延びしてしまい人気が減るからです。アニメの尺の都合もあるし
※断定しましたが、あくまでも主観です
そのライフの推移を忘れないために記入しながら、対戦相手と確認しつつ対戦を行います。計算機だとその推移の確認ができない場合や途中で消えてしまったり等があるため、対戦相手と揉めた場合にはメモ帳の方が優先されます
ストップウォッチ
1対戦40分というルールがあり、自分で計測しながら行います。特に100均で売ってるキッチンタイマーだとでっかい音で「ピピピピ、ピピピピーッ!」と鳴ってくれるからありがたい
100円だし
サイコロ、コイン、カウンター
サイコロ、コイン、カウンターはそれを使うことを前提とした指定表記のあるカードが中にはあるので、そのデッキを使う方は必須ですね
コイントスに運命を任せて戦っていくのも面白い
必要品については画像に載せておきます
(ただし自分はコイン、カウンターを使用しないので画像内にはないです)
※個人的にポケモンも好きなのでカードを入れるデッキケースはポケモンです。笑
イーブイもサンダースもかわええ
実際に対人戦でプレイする時はこんな感じ↓
本当はルール上、置き場所が決まってるけど細かい配置には一人一人個人差があります
対戦相手と確認してお互い合意ならOK!
あくまでも非公認大会なので
ここまで話をしてきたけど、要するに何が言いたいのか…
それは
こんなに素敵な趣味はそうそうないですよ!
ってことです
TCG(トレーディングカードゲーム)
=オタク、キモい、そんなものに金をかけるな、女の子のイラスト見てニヤニヤするな
と、たぶんいくらでも批判の出てくるコンテンツだと思うんですよね
雑誌とかで取り上げられてもいいこと書かれないもの
「男性の嫌いな趣味ランキング」
とかさ
でもね…
①大会の参加費1,500円を払って1日遊べる
②知らない人と対戦しながらコミュニケーションが取れる
③入賞したらお金がもらえる(景品)
④そもそも考えるのが好きだから、楽しい
→たぶんこれに関しては麻雀、囲碁、将棋、チェスあたりと同じだと思っていただきたい
⑤対戦後にチームメイトと大会後の飲み会も視野に入れておくとさらにテンション上がる。その飲み会で反省会をして次回につなげる
パッと思いついただけでも
こんなにあります
逆に言うとデメリット面では
①空調整ってなかったりで、季節によっては臭い
主に夏は風呂に入らず来る人も存在する
冬は換気が弱くて臭い
たぶん窓開けると寒い&騒音の関係上からそもそも窓を開けることができない
※対戦中に熱くなると大声で叫ぶ人とかもいる
②冬は空調関係の派生で、風邪やインフルエンザが発生する。完全にパンデミック状態で危険
当日体調不良者が出禁になるケースもある
※2019年2月の大会の時は、試合前にトイレで嘔吐していた人も(ノロ?)
まじパンデミック…
シャレにならん
③会場が遠いと交通費かかる
④お互い熱くなりすぎて喧嘩になる(お互い誠意と節度があればあんまりないけど)
そんな感じです
世間的な常識と離れていてびっくりするところもあったかもしれないですが
自分は少なくとも2016年から2019年までこのトーナメントシーンに身を置いていました
まぁ身を置いていただけで、別に常勝できるほど強くはなかったです
緊張でストレスはたまるし、頭使うから大会後は頭痛になるし、前日も準備あるから当日の夜は疲労でクタクタ…
なんてこともありますが、でもやっぱり刺激的で楽しいです!
この記事を書いてたら、また趣味再開したくなる気持ちも少しだけ芽生えるくらいには好き。笑
ちなみに大会形式ではなくフリー対戦という形でも友達と遊ぶだけならもうそれこそ20年以上やっていて、小学生の時は野ざらしになってるタイヤの上で対戦してたこともあります
あの時 一緒に遊んだ
おがちゃん、元気かなぁ?
もう10年以上連絡とってないや
ルールを守って楽しくデュエル!
すみません。今のは言いたいだけでした
そして長々とすみませんでした。あなたの知らない世界として、この記事を読んでくださった方が1名でも「へえー。知らなかった」となっていただけたら自分としては嬉しいです
この長文にお付き合いいただきまして、誠にありがとうございました。グラッツェ!
ではまた次回☆
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