東急9000系と小田急8000形
西武鉄道が東急9000系と小田急8000形を「サステナ車両」として導入する。
小田急8000形が国分寺線、東急9000系が多摩川線・多摩湖線・西武秩父線・狭山線を走る予定となっている。
気になる導入数はと言うと、2形式合わせて100両なのだそう。
なぜ中小私鉄に行かず、大手私鉄に行くのか?
やはり「1両あたりの長さ」・「1編成の両数」・「ドア数」ではないだろうか。
東急9000系は5両編成、小田急8000系は4両編成 or 6両編成。
中小私鉄の多くは1両あたりの長さが18m、1編成の両数が1両〜3両、扉の数が片側3扉というのが多い。
小田急8000形・東急9000系は共に1両あたりの両数が20m、1編成の両数が4両or6両、扉の数が片側4扉となっているが、20m車の導入が出来る中小私鉄は1編成の両数が2両 or 3両となっているため、短編成化の改造をほどこさなければならない。
国分寺線・秩父線は6両編成(秩父線のみ8両編成・10両編成の入線が可能)、多摩川線・多摩湖線・狭山線は4両編成の入線が可能。
つまり、1編成の両数を変更しなくて済むから中小私鉄ではなく大手私鉄の西武鉄道に導入されるのである。