挫けそうな時に胸に宿る魔法の言葉
今日はなんだかダメな日だ。
人の言葉が煩わしく、人の態度が鬱陶しく、この先の生き方に根拠のない不安に流され、前を向けない
そんな時ありますよね
あの頃に戻ってもう一度…いや、もう3度やり直したいと思ったことありませんか?
今日はそんな日です。
今の仕事を続けるべきか、辞めたいと思っても生活のために辞められない
ムカつく上司や同僚がいる
働くって、生きるって大変だなぁって
でも、幸せを感じる時もあるんです。
家族の笑顔、仲間との悪ふざけ、親の元気な声
ここ最近、心がトゲトゲしてたら今までは普通に思ってたことがやけにありがたく感じられる
でも、この心のトゲが綺麗さっぱり抜けることはなく、時間と共に丸くなっていくことを願うしかない
私が大学生の時に亡くなった「おばぁちゃん」
いい歳して「おばぁちゃん」なんて…
普通なら祖母と言った方が、きっと年相応な言い方なんだろう
でも、私は「おばぁちゃん」と呼びたい
いつも炬燵に座り、煙草を吸いながらお茶を飲んでいた
この人が私の最大で最高のメンターであり、最良のセラピストでもあった
恋人に振られた時、親と喧嘩した時、試合で負けた時、受験で失敗した時、お金がない時、友達と喧嘩した時、テストで赤点取った時…
どんなにドン底で凹んでても、おばぁちゃんは同じ台詞を吐く
「大丈夫、命まで取られるわけじゃないんだから」
「出ないお化けを怖がってるんじゃないよ、まだこれからだよ」
もう10年以上前に亡くなったおばぁちゃんの言葉が私を楽にしてくれる
結婚式にも来て欲しかった
息子達にも会わせたかった
大人になった自分を見せたかった
あの炬燵でまたお茶を飲みながら一緒に煙草を吸いたかった
目を閉じれば、あの紫色の髪色をして煙草を咥えた皺くちゃなおばぁちゃんの顔がすぐに浮かんでくる
あなたは私の中にいます。
きっと私が死ぬまでいることでしょう。
そして、今日もまたあなたの言葉に助けられ
明日を少し元気に迎えられるでしょう。
ありがとう
いつまでも