ブナと舞う〜大万木山
ブナの森で、樹と繋がるリトリートに
行ってきました。
舞台は、島根県(飯南町)と広島県(庄原市)の
県境にある大万木山(おおよろぎさん)
貴重なブナの群生林が広がっている山です。
ガイドは片岡紳一郎さん
アトピー性皮膚炎に悩まれていましたが、
自然の中でご自身の身体が整い、癒され、
ご自身の芯を取り戻す経験をされてきたそうです。
樹とお友達の紳さんの手引きで、
五感を解放し、樹とお友達になる
そんな山の楽しみ方を教えていただきました。
一緒に歩くのは、松江の女神のお姉様おふたり。
標高約1000mから入山
片道約2kmで初心者でも登りやすいルートでした。
山に入る時から、優しく迎え入れてくださる様子。
今回のリトリートのテーマは
ハイキングではなく、樹と友達になること。
五感で命を感じる
樹と心を通わせる
立ち止まる
触れる
声を掛ける
土の匂いを嗅ぐ
風を感じる
耳を澄ます
標高が上がり、ブナが増えるほどに
山全体の調和、絶妙のバランスの上にある
心地よさを感じる。
ブナの木はそれぞれに
しなやかで、優しくて、包み込むようで
それでいて命の底力を感じる。
風にそよぐ葉と、木漏れ日で
生きる喜びを現している
老木には苔がむし
豊かな水がたくさんの命を育んでいる。
ブナは森の女王
深く根を張り、水を溜め、葉と実を落とし
山を優しく守ってくれる存在だそうです。
ブナを中心に循環する巡りは、山の完成した形だそう。
山全体が、まさに母の愛に包み込まれているような
他の山ではあまり感じたことのない
柔らかで心和らぐ感覚
ブナの木1本1本が
呼びかけに、答えてくれるような
話しかけてきてくれているような
かすかな感覚。
紳さんは
全国に点在するブナ林どおしも
根っこで繋がっているように感じると
おっしゃっていました。
植物同士のつながりについては
なんとなく知っていたけれど、
人の想像をはるかに超える
広い広い範囲で
命はつながりあっているのかもしれない。
ブナ林があまりに心地よくて
「ここでお昼寝もいいね〜」なんて(笑)
心のこもった昼食をいただいて
今・ここの幸せを噛み締めて
帰路に着いたのでした。
ブナとお友達になれたかな〜。
ブナさん、山のいのちさん、紳さん、お二人の女神さん
ありがとうございました。
これから紳さんのガイドが
どんどん広がっていきますので
お近くの方・遠くの方も
是非感じにいらしてくださいね〜!
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