軽やかさには重さが必要

軽やかに出来るようになるまでには
しんどさや悩みの時期が必要だよ。
軽やかというよりは、中庸かな。

先日教わったこと。

頑張ること
ねば・べき で取り組むこと

を捨てて

夢中になること
自然と身体が動くこと
楽しいを選ぶことが大切。

巷ではそう言われて久しい。

自身も以前、ものづくりの教室をしていた。
教室に来てくださったお客様にも
喜んでいただけて、
定期講座やリピーターさんにも恵まれた。

一方で、教室を続けていたおよそ2年間
自分自身の知識のなさ、力量のなさ
本当に、喜んでもらえる講座ができているのか。
支度が億劫に感じる事もしばしばだった。

好きで始めたはずが、
人から「先生」と言われるたびに
居心地の悪さを感じたり、
相手に合わせてしまい、
本来の自分が望んでいたこととずれていったり
そんなことも、多々あった。

結婚・出産を機に教室を4年近くお休みして
より一層わからなくなった。
なかなか再開へ踏み出せない。
腰が重たい。

本当にしたい事なのか。
本当に好きなのか。
自信を持ってお伝えできるか。

そんな事を考えていたら
いつまでも始まらない。

先日の出雲の旅で
4年経ってなお、私を覚えてくださっていて
再開を楽しみにしてくださっている方
こんなことできる?と持ち掛けてくださる方
にお会いした。

自分がこうしたいというよりは
自分の心が動くことで
求められるなら、お役に立ちたい。
そんな気持ちが出てきた。

最初から軽い気持ちで取り組んでいるのはニセモノ
本当に軽やかになるには
悩む時期が必要。

今、は確かに苦しいけれど
真に軽やかに、中庸になるゴールに向けて
レールの上を歩いていることに気がつき
心が、ふと軽くなった。


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