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ノマドワーカーになりきってみる

昼下がり、
ホテルのコワーキングスペースに行ってみると
20人近い人が、めいめいにPCと睨めっこしていた。

おそらく、大半がノマドワーカーだろう。

私もノマドワーカーのふりをして
しれっと、1席確保。
このNote記事を書いている。
(PC1台でどこでも仕事をしている姿をイメージしながら・・・)

ちなみに、このホテルのコワーキングスペースは
53階にあり、クアラルンプールの街を一望できる開放的な空間だ。
(誰も景色は見てないけれど)
天井のガラス越しに、屋上プールの水面が揺れていて、
なんだか水族館の中にいるような錯覚を起こす。

東南アジアに来てから、ノマドワーカーをよくみる。
自分とは全然違う暮らし方をしていて、
あちこちに、長期滞在をしながら仕事をしているという話を聞くと、
こういう暮らしもできる時代なんだなあと、新鮮であると共に、

自分でスケジューリングする仕事だから、
海外に出ると、つい観光地巡りに呆けてしまう私には
ノマドは向いてないかもなんて、ふと思う。
(仕事は半日、くらいの緩さならできそう?)


観光地となっている、タイのチェンマイもそうだったけれど
クアラルンプールにきて益々感じることは、
マレーシア人は、ほとんどの人が
当たり前に英語と自国語を使い分けているということだ。

マレーシアは、長い間イギリスの統治下だった歴史的背景と、
多民族国家という現状の中で、
他民族間の会話やビジネスなどでは英語を使うことが多いそうだ。
(ちなみに、マレーシアンインングリッシュは捲し立てるような
早い口調で、発音の違いもあってか、なかなか聞き取れない!)

標識や看板など、英語併記のものも目立つ。
あたり前に、日常生活の中で英語に触れる環境。

民族:マレー系約70%(先住民15%を含む)、中華系約23%、インド系約7%(2022年マレーシア統計局より)

言語:マレー語(国語)、中国語、タミール語、英語

宗教:イスラム教(連邦の宗教)(64%)、仏教(19%)、キリスト教(9%)、ヒンドゥー教(6%)、儒教・道教等(1%)、その他(2022年マレーシア統計局より)

https://malaysia-go.com/what-country/#i

人種も色々、宗教も色々で
ヒンズー寺院の斜向かいに、道教寺院があると思えば、
立派なイスラム寺院は至る所にあり、仏教寺院にもお目にかかる。

電車に乗っても、街を歩いても、レストランに入っても
マレーシア人どおし、いろんな人種の人が、
普通にコミュニケーションを取っていて、
普通に一緒に仕事をしている。

そこに、海外からの観光客やノマドワーカーもいて
本当にもう、ごっちゃ混ぜ。

日本人には驚きの光景だ。

やっと私も少し、英語を学んでいるけれど、
これからは(すでに?)、英語はあたり前の知識で、
日常の中で英語にに触れる機会がある
東南アジアの国々とくらべて、
日本はどんどん置いていかれるなあと、
肌に感じながら、過ごしている。
(ちなみに、すごく英語の勉強になる)


最後に、
マレーシア人の印象としては、とても親切で、おせっかい。
聞いていないことまで教えてくれたり、
ちょっと困ってそうだと感じたら、親切に声をかけてくれる。
(すぐ翻訳アプリを開いてくれる(笑))
わりとのんびりしているような印象。

そして、それぞれの宗教、民族に誇りを持ちながらも、
お互いを尊重して、力を合わせて日々の暮らしを紡いでいることに、
ちょっとばかり、感銘を受けている・・・。

一歩外に出ると、知らないことばかりだなあ。

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