座禅時に鳥の声を聴いたり、自分の呼吸を感じることについて

画像1 ネルケ無方さんという禅宗のお坊さんが居る。NHK「こころの時代」という番組で初めて知ったので「迷える者の禅修行」を読んでみた。教養ある優秀なドイツ人であり、生真面目に悟りを開こうと日本に修行に来て、ある意味で日本の仏教に絶望した体験記であり、自らホームレスという修業方法を経て悟りに近づこうとする努力を見ることができた。すごい人が世界には居るものだ。自給自足の安泰寺のあり方も、資本主義の終末に対立概念として屹立する存在であろう。参考にすべき事実だ。

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