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適切と不適切

このところよく、不適切保育が問題になりますね。暴力や暴言は、もちろん議論するまでもなく、不適切でしょう。でも、本当のところ不適切保育って何なのでしょうか。例えば、好き嫌いの多い子の給食指導を例にしてみます。パターン1、食べたくないと泣く子に無理矢理食べさせる。パターン2食べたくないなら仕方ないねと、好きな物だけ食べさせる。この場合パターン1が不適切、パターン2が適切と保育所保育指針に基けばなるのだと思います。でも、長いスパンで見て本当にこれが正解なのでしょうか。正直食べないなら仕方ないとした方が、保育的には楽なのです。でも、心身の成長に大切な幼児期偏食になるかならないかは重要な問題です。その子のことを本当に考えるのなら、どちらが適切なのか考えてしまいます。もちろん一番いいのは、無理強いでなく、食べられるようにしていくことだとはわかっているのですが、それもなかなか難しいですね。すぐに正解が出ることでは無いと思いますが、どんな時でも子どもの気持ちを一番に考えていきたいです。

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