1日10時間 中学三年生の夏休みに入る前、当時の担任の先生が、 「受験する気があるなら、毎日十時間勉強しなさい。それが最低ライン。それが出来ないなら受験する資格なし。」と言いました。私は兄弟はいたのですが、年が離れていて、相談しても、今の受験はわからない、としか答えてくれず、何となく友だちにも確認できないまま夏休みが始まりました。毎日、その日の行動を帯グラフのような物で記入して提出することになっていたので、先生の言葉を信じて暑い中、来る日も来る日も十時間勉強していました。夏休
孫の家に遊びにいくと、玄関に、集合写真が飾ってありました。通っている保育園で、クラス写真を撮ったとのこと。緊張気味にすまし顔で写っているのがたまらなくて、 「めちゃくちゃ可愛いね。」と思わず言うと、「そうでしょ、先生めちゃくちゃ可愛いでしょ。」と、意外な返事が。可愛いと言われて、自分よりも、いの一番に先生のことと思うとは。本当に先生が大好きなんだなと改めて思いました。本当に手のかかるまだまだ赤ちゃんが抜けない状態から、どうにか人の話を聞ける4歳にまで成長させていただき感謝して
4歳か5歳の頃、家族でテレビを見ていると美輪明宏さんがでていました。何気なく、 「この人かっこいいね。」というと、両親の顔色がかわり、「あれはダメだわ、シスターボーイだから。」と言いました。そんな反応は予想外だったし、何より、シスターボーイの意味がわからず、それを尋ねました、。すると。、「男なのに女みたいな人って事だわ。」と怒ったように言われました。本当は、それの何がいけないのか子ども心に疑問に思ったのですが、両親の様子から、それ以上は聞けませんでした。その後も、男は男らしく
もうすぐ転職するので、先日その職場の説明を聞きに行きました。未満児のみの保育園なのですが、制服があり、その下に着る物、靴下にいたるまで、事細かに指定が。エプロンも派手でなく、キャラクターでないもの、とのこと。同じ様な職場で、長年働いていますが、そんなことは言われたこともなく、むしろいつも、子どもが好きそうなキャラクターを選んで身につけていたので、かなり驚きました。それとなく理由を聞くと、子どもの気がそちらにいってしまい、遊びや食事に集中できないから、という様な答えが返ってきま
私は、自慢ではないが本当に運がわるい。大事な行事の日は、ほぼ雨、もしくは、年に一度あるかないかの大雪。じゃんけんはいうに及ばず、職場で、子どもたちと人生ゲームも必ず負け。もちろん、手加減なしで。くじ運も最悪で、参加賞以外当たらないのが当たり前になっています。以前は、自分の運の無さをなげいていましたが、最近は、考え方を変えることに。大事な行事は悪天候を見越して前もって準備、そうすれば、もし晴れたら、ラッキー。子どもたちと真剣にゲームして私が負ければ子どもたちは勝ててうれしい。く
あと四年で還暦の私ですが、20年近くずっと応援している人がいます。それは、しょこたんの愛称で知られる中川翔子さん。彼女のお父さんはミュージシャンの中川勝彦さんなのですが、私は10代の頃から大好きで、毎日彼の曲を聴いていました。しかし32歳という若さで亡くなってしまい、悲嘆に暮れていました。当時は結婚していることもお子さんがいることも知らなかったので、あんなに素晴らしい人の遺伝子が残されていないなんてもったいなすぎると思っていました。ところがそれから10年の時を経て、彼の娘さん
人混みと行列が何より嫌いな私。それなのに冷たい雨の中何故並んでいたのか。BUMP of CHICKENのライブのため。全席指定で、グッズの物販は別ブースなので、本当はそんなに並ぶ必要もなかったんですが、今回は特別。初アリーナで一人で参加だったから。混み合う中で席が見つからずオロオロしたくなかったから。早々と並んだ甲斐があり、ついた時にはまだアリーナはガラガラ。もたつきながらも自分の席を見つけましたが、別の理由でオロオロ。その席がものすごくいい席だったから。私は一人だから、心の
人生やり直せるなら、どの時点からやり直したいか考えたことありませんか。私は年のせいか度々考えてしまいます。それで出た結論は、就職の時点からとなりました。その頃から、0、1、2歳児の保育園を希望していたのですが、なかなか決まらず、学校が薦める所に就職を決めてしまいました。その直後、アルバイトしていた園から入職の誘いが。でも学校の紹介なので、先に決まった方を断れず、泣く泣く断りました。結局、その後職場結婚。なので、そこが変わっていれば、当然結婚も今の相手とはしていないし、人生もの
このところよく、不適切保育が問題になりますね。暴力や暴言は、もちろん議論するまでもなく、不適切でしょう。でも、本当のところ不適切保育って何なのでしょうか。例えば、好き嫌いの多い子の給食指導を例にしてみます。パターン1、食べたくないと泣く子に無理矢理食べさせる。パターン2食べたくないなら仕方ないねと、好きな物だけ食べさせる。この場合パターン1が不適切、パターン2が適切と保育所保育指針に基けばなるのだと思います。でも、長いスパンで見て本当にこれが正解なのでしょうか。正直食べないな
お子さんから、「たい焼き食べたい」と言われたらどうしますか?私なら近所のスーパーのフードコートで買うか、冷凍の物を、チンして出すか。概ね、皆さんもそうだと思います。でも、あるお母さんは、そう言われたのが、仕事の休みだったこともあり、小豆を煮て、あんこを作り、生地ももちろん手作り。たい焼き器はないからホットサンド器で焼き、魚の形に切って出したそう。ところがリクエストしたお子さんは「こんなのたい焼きじゃない」と激怒だったそうです。買うだけの百倍手間も愛情もかかってるのに、大変でし
先日勤め先の保育施設での一コマ。たくさんのぬいぐるみを並べ、赤ちゃんに見立て、お母さんになりきっていました。。微笑ましく見ていると、一人の子が、「大変、赤ちゃんが泣いてる。」と言い出しました。てっきり抱っこするとかあやすとかの行動を想定していたのですが、その子は、大慌てで携帯電話のおもちゃを手にして、「これでゲームして泣き止ませなきゃ。」と。昭和生まれのばあば保育士の私はびっくりするやらおかしいやら。こういう仕事をしていなければ価値観が固くなってしまいがちですが、子供たちを通