「親にも殴られたことがないのに」

こんにちは。
毒親育ちのゆうと申します。
お読みいただきありがとうございます。

🌷🌷🌷
私は昔はテレビのドラマを見ることが好きでした。（というか今と違い、それしか娯楽が無い時代でしたので）
そこでよく出てくるセリフで違和感があったのは、登場人物（特に女性）が言うセリフ
「親にもぶたれたことがないのに！🤦🏻‍♀️」
と言うもの。
何度か見たことがありませんか？

それを見て私はいつも
「どうしてフィクションとはいえ、
こんなありえないセリフを
言わせるのだろう？
この世に親に殴られてない子供なんかいないのに。」
子供というのは、家庭という要塞で支配され罵倒されて時に暴力も当然で（親の愛情ゆえ）
誰だって殴られたことがあるはずなのに•••と思っていました。

そう、知りませんでした。
子供を罵倒せず暴力なんか存在せず
きちんとコミュニケーションの成立する
家庭が存在することなんて。

あれは高校に入学して知り合った
友達と雑談していた時。
何気ない会話から言われたのが
その人は、親から殴られたことがないとのことでした。
私はすごく驚きました。

私「えっ、親に一度も殴られたことがないの⁈」
友「えっ？うん•••無いよ」

世間の人が聞いたら驚くことではないのでしょうね。でも当時の私には衝撃でした。
こんな近くに親から殴られたことが無い人がいる、ということはコレが一般なの？•••

なのに私は「親に罵倒されないよう必死になる」
日常がスタンダードで•••
でも気をつけても罵られて時に暴力で脅されて•••

この頃はまだ自分が「毒親育ち」と気づいてませんでしたし、時代的にもそんな概念はまだ表面化されていませんでした。

ただ、自分の中で何か異様な感情が大きくなりました。だけど当時の自分はそれに向き合う
勇気も無いので気付かない振りをしていたのですがね、相変わらず。

それ以降も「毒親育ち」出ない人がいるということで色々思ったことがあるのですが、
また次回、記載します。

お読みいただきありがとうございました。