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勉強する場所はどこが最適か(無料・有料自習室情報あり)

受験生や学生にとって「勉強をする場所はどこが最適か」は非常に重要なことです。

というのもいくら勉強する気があっても、そのパフォーマンスはまわりの環境に左右されることがあきらかだからです。

私はその中で有料自習室がお勧めだと結論づけました。

それは図書館を利用してみて、チック症の人や無意味に物音を立てる人、鼻をすする音などがあまりに多かったので、もう有料自習室しかないと思ったからです。

私自身が勉強するにあたり、以前から自習室での勉強方法を研究しています。

意外と自習室での勉強の仕方がよくわかっていない方が結構多いです。授業を受けていても、最後は自習室で効率よく自習することが成功の近道ですので、ぜひここで読んで習得していただければと思います。

自習室で眠たくなった時の対処法など、勉強効率がアップすることを記載しました。

資格試験受験生、大学受験の受験生、学生に最適な場所を電卓・パソコンルーム別などの表にしてまとめてみました。

今回は7件の有料自習室を実際に見てきました。
(コモンデスク秋葉原(閉館)、アレイ自習室、グランデスク東京、
サクセス・ロード茅場町、Leaf上野自習室、
日本橋・茅場町自習室One、BIZcomfort)

BIZcomfortは全国に153拠点あるシェアオフィスですので、利用しやすいと思います。ここはシェアオフィスですが共有自習スペースを安価に貸し出しています。24時間営業です。他の自習室も閉館時間が夜11~12時と遅くまでできるところが多く、本気の勉強に最適です。

他に、東京都内で無料の自習室として使える場所を3か所ご案内しています。都内の図書館2件と商業施設1件です。うち一つは最新式の図書館で有料自習室とそん色ない環境で勉強ができます。

いきなり有料自習室を借りるのはハードルが高いという人にお勧めです。ただし、閉館時間は夜9時と早めです。

自習室は世の中のありとあらゆる資格試験に対応しています。

資格試験受験生(会計士、税理士、司法試験、司法書士、行政書士、宅建、簿記検定、英検、社会人含む)、大学受験生、医学部、歯学部、薬学部の再受験生、および医学部の学生さんにとって参考になるでしょう。

よく国家試験はみんなでグループを作って共同して勉強するのが効率が良いという意見もあります。ですがファミレスで集まってそれをして、できない人に教えていたらその人は受かり、逆に教えている本人が落ちた事例を知っています。やはり勉強は最後は個人戦です。油断してはいけません。

このように、資格試験受験生はもちろん、学生の方も大学の単位や卒業後の国家試験のために自分で自習室で勉強することが大事です。しっかりと一人で自習できる環境を確保することが成功のカギです。

資格試験系(ロースクール、会計大学院)の大学院は大学が専用自習室を用意してくれる場合が多いのでそこを利用しましょう。

この記事では、1部は東京都内の有料自習室・無料自習室についてのまとめ、2部では勉強する場所はどこが最適かについて述べています。第1部で、あまたある自習室のどこで勉強をすればいいかを把握し、第2部で自習室での勉強の仕方を習得できるようになっています。

ここで自習方法を習うことで、その後の学習効率が伸びることが期待できます。受験生や学生の方は参考にしてみてください。記事は約9,300字(上記部分含む)あります。


第一部:東京都内の有料自習室の個別評価6件

今回調査したのは以下の6件です。コモンデスク秋葉原は閉館。★の数で評価。

24時間営業の自習室を探す

最初考えたのは閉館時間を気にせずに勉強ができる24時間営業のところです。

いつも予備校の自習室は夜10時に閉まったりして、いいところで強制的に終了になるのでその制限がなければどんだけいいことかと思っていたからです。

ところが、調べていくうちに24時間営業の自習室の欠点が見えてきてしまったのです。

24時間営業の有料自習室は管理がされてない

24時間空いている自習室(コモンデスク秋葉原)に見学に行ったのですが、管理人は立ち合いませんでした。

部屋に専用カードではいって10分ほど見たのですが、机が4つほど壊れてて発注中でした。掃除もちょっと行き届いているとは言えませんでした。

そして2階にあったのですが、1階が喫茶店でした。これは、害虫が上がってくることを意味しています。

有料自習室は古いビルを使っていることが多く、1階には飲食店が入っているのがほとんどです。1階があまりに近いとそういう害虫の影響を受ける可能性あります。

それと、夜中に自習室でやるのは、夜更かしをすることを意味し、結局勉強効率が落ちると言われていますので24時間営業は断念しました。

椅子の座面が狭いものを使っているところがある

2か所、結構静かで気に入ったところがあったのですが、椅子の座面が狭かったのです。

すると長時間座るとやはり違和感があり、疲れを感じてきました。椅子の座面は広いに越したことはありません。そこ含め椅子が狭いところは見送りました。(Leaf上野、サクセス・ロード茅場町)

電卓・パソコンルームと分離していない自習室がほとんど

一番気になる音の問題です。電卓を使っていた税理士受験生時代なら何の問題もなく電卓音を許容できたのですが、使わない身となってはそれは騒音でしかありません。

ここが一番大事で、電卓を使う資格試験受験生と、その他の学生、大学受験生は違う部屋を使うことになります。

パソコンのタイピング音、マウスのクリック音もかなり響くものがあり、理想は別に分離されてる自習室です。しかしこれが1か所しかありませんでした。

グランデスク東京というところでしたが、受付のおっさんの態度が悪く、ビルも見るからにボロボロだったので見送らざるを得ませんでした。

そうなると共用しかないのですが、これがタイピング音は真横や1席隔てたくらいではモロに聞こえてきて勉強にならないのです。

部屋の中で電卓・パソコンエリアを指定している自習室もあります。上記の中では2か所、サクセス・ロード茅場町とLeaf上野自習室がそうでした。

ここは席によって使用可能かどうか指定されています。なので、そこから離れている静かな席を選べます。

日本橋・茅場町自習室Oneも共用で電卓・パソコンは席が指定されておらず、音はしますが、席が離れていればなんとか気にしない雑音にとどめることが可能でした。

シェアオフィス(BIZcomfort)を見学に行く

家から最も近くにあったコワーキングスペース(シェアオフィス)の一番ライトなプランが月1.2万円でした。BIZcomfortは全国に拠点が153か所あります。ただし、高校生は使えません。

指定席はありませんがワークブースというパソコン利用可のルームを内見しました。やはりノートパソコンのタイピング音が思った以上に響いてました。

皆さん仕事でパソコンは絶対に使うので、最初見た時は自習室目的では避けたほうが無難と感じました。しかし下記の追記で考え方が変わりました。

無料の自習室:都内の図書館、商業施設など

極力、お金をかけたくない人には無料の自習室が向いています。実際、こちらを使ってもほとんど同じ環境で勉強できます。最大の欠点は閉館時間が夜9時と早いことです。やはり、本気でやるときは夜10時か11時までは確保したいところです。

本の森ちゅうおう(夜9時まで)

令和4年12月に開館したこの最新式の図書館は勉強場所として非常に最適です。

3階にはカウンター席が13席、ついたてつきの広い机が時間無制限で使えます。ノートパソコン使用不可です。wifiも使えます。

3階と4階にある一般学習室はパソコン使用可能で、それぞれ19席もあります。予約すれば4時間まで使えます。wifiも使えます。ここは閉鎖ルームですのでかなり静かです。

実際に使った時はノートパソコンを使っている人はおらず、紙をめくる音しか聞こえませんでした。

中央区立日本橋図書館(夜9時まで)

開放してあるビジネスルームは電卓・パソコン不可で席が12席あります。そのうち4席はカウンター席のついたてつきです。wifiは使えますが電波が弱いです。

一般学習席はカウンター席で15席あり予約すれば4時間まで使えます。こちらは電卓・パソコン使用できます。wifiの電波は強いです。

後は読書室といって35席くらいある部屋があり、予約すれば4時間まで使えます。wifiと電卓・パソコンは使えませんが自習に使えます。

【閉鎖済み】東京シティエアターミナル(夜9時まで)

2階にあるオープンスペースに机と椅子が用意されてあり、イートインとして利用されています。

電卓・パソコン、wifi使用可能です。食事をとることもできます。

こちら席が15席くらいあり、自習に最適です。ただ、イートインとして利用する人がおり、人の話し声が聞こえてくる時が結構あります。

それでも自習をしている人をちらほら見かけるので、環境としては勉強しやすいのかもしれません。
※2024年8月に閉鎖を確認しました。

まとめ

資格試験受験生や大学受験生は通っている予備校の自習室が一番最適な勉強場所です。学生ならその大学の図書館になります。

しかし、そこが自宅から通いやすい場所とは限りません。その場合、有料自習室を借りることが選択肢に入ります。

社会人くらいの年齢の人は今更大学受験の代ゼミや資格のTACのように長机で相席のような机を使った自習室を使うのは抵抗があるんじゃないでしょうか。

大原簿記専門学校のように1個1個分離した机椅子ならまだしも、そうじゃない場合、横に人がいると気が散ったりします。第一ついたてがありません。

有料自習室ならばブースになっており、ついたてがあり、横の人は見えない設計なのでゆったりと集中することができます。

図書館のように指の骨を無意味にポキポキ鳴らしてみたり、イヤホンから大音量の音楽を周囲に漏らしてる人もいないし、チック症の唸り声をあげるおっさんもいないし、リュックをドンと投げて置いてガスガスうるさい靴音を立てて歩く人もいないです。

有料自習室を借りることはそれらのトラブルを避けることができます。東京都心は指定席がずっと使えるのが月に16,000円~が相場です。

集中できる環境が欲しい人は思い切って借りてみてはいかがでしょうか。もちろん、自習室難民になることももうありません。

2か月くらいかけて6件ほど巡って試しに使ったりして大変でした。でも、有料自習室借りるなら内見はしたほうがいいでしょう。

追記

借りた自習室を解約しました。理由は家から場所が遠くて通わなくなってしまったからです。

そのため、基準を見直し、家から近いところに次はしようと思ってます。

なので、シェアオフィスのBIZconfortを借りています。自習室はできるだけ家から近い方がいいです。

あと、googleの口コミは必ずチェックしてから申し込みましょう。

第二部:勉強をする場所はどこが最適か


自習室が一番最適

小学校の時は塾で自習をした覚えがないので、宿題は自宅でしていたような気がします。

中学校の時は、塾に通っていたので、そこが勉強をする場所でした。自習形式をとっているところだったので、学校帰りの2~3時間やっていました。

高校2年になってから個人塾に通っていて、そこの先生がまるでいい加減な人だったのでやめました。

3年次になってから代々木ゼミナールに通いだしてから広大な自習室に遭遇しました。

この代ゼミの自習室は相当広く感動しました。なおかつ管理人が常駐して、騒ぐ人などを注意していました。かなり快適な勉強環境になりました。

資格試験予備校の大原簿記専門学校やTACには自習室が併設され、いつでも使えるようになっていました。予備校の綺麗な建物の自習室が一番です。

自習室は息抜きする場所がない

大学受験予備校の代ゼミの自習室は根を詰めてやっていると息抜きをする場所が必要で、それがあまりなかったように思います。

だいたい自販機のジュースを買いながら友達としゃべるか、ゲーセンに行ってそのまま帰って来なくなることもありました。

この頃はまだ、上手く息抜きをする方法がわかっていませんでした。息抜きをしたいと思うような勉強方法ではダメだったのです。

自習室での勉強の仕方

自習室では一人になります。息抜きする場所もない中でどうするのか。

自習室は模試などの時間を計ってやる勉強に最適です。しかしずっとやってると疲れてきます。眠気が突然くることもあります。

そういった時、どうするのか。これは、その場で机に突っ伏して寝ることが大事です。

上記の画像のようにして寝るとおでこにあとがつきますので、腕を枕にして突っ伏した体制で寝ます。しかし、この体勢は不自然なのでずっとは寝れません。

10~30分くらいすると自然に起きます。そうすると頭がスッキリしているのでおもむろにまた勉強を再開します。

この繰り返しです。意外と自習室では人の目を気にして気張ってさぁやるぞと構えている人がいますが、貴方のことは誰も気にしていません。

そういう人は年間通して持ちません。自習室は自分の最高の学習効率を出せる方法で勉強する場所のはずです。

ずっと起き続けて勉強すると絶対に持ちません。人の目を気にせず大胆に寝ながらやりましょう。

家に帰ってあ~今日もよく寝たなと思うくらいが、しっかり勉強した証なので丁度よいでしょう。

自習室が満席で座れない

代ゼミや大原、TACなどの専門学校であったのですが、試験前になるとみんなが自習室につめかけるので自習室が満席になり使えないことがあります。

自習室があくのを待ったり、空いている自習室の建物を求めてさまよったりして自習室難民になります。これが一番困りました。

専門学校が提供している自習室は、すべての生徒が使うことを想定してないのでこういったことが起きます。授業料さえ払っておけば無料で使えるので、こういうことが欠点です。

図書館は勉強しずらいとこもある

図書館も自習するにはよく使われる場所です。しかし、資格試験の会計士・税理士受験生には向きません。なぜかというと電卓を使うからです。電卓使用OKの図書館は少ないのです。

図書館は意外と閉館時間も夜9時と早かったり、机の高さがあわなかったり、ついたてが全くない場合があります。最近新しくできた都心の都営の図書館はついたてがある場所が多いです。

全体的に大学の図書館などは図書館自体が古かったりしていつもと雰囲気が違いすぎてなんか集中できないこともあります。元々自習目的の場所ではないのでしょうがないです。

図書館は自習をする人だけが集まっているわけではありません。一般人で読書目的の人も多数来ます。その人達は勉強をしている人がいることは気にしていません。

そうなると、物音を立てる人も出てきます。新聞紙をバサバサッと音を立ててめくる音、咳払い、チック症の唸り声、イヤホンから音を漏らして音楽を聴いている人、ドカドカとうるさい足音を立てて歩く人、など電卓不可の静音ルームでさえも安心して勉強はできません。

あと、図書館の場所柄、本がたくさん置いてあります。息抜きに本を手にとって読まないようにしましょう。なにげなく読みだしたら、あっというまに時間がなくなります。何をしにきたのかわかりません、これは絶対に避けてください。

自習室には一人で勉強をしにいこう

高校生の頃、期末テスト前に朝早く図書館で友人同士で集まって勉強しようということになり、行ったのですが雑談ばかりして全く勉強になりませんでした。

教えあうというレベルにない場合は、必ず一人でやりましょう。

知り合いがいたとしても、世間話や雑談が長引いたりするとよくありません。知り合いは作らず一人でやりましょう。

あとは自分のもっとも目のさえている時間帯に行くようにしましょう。体調が悪い時、寝不足な時、朝が弱い人が無理して朝から勉強しにいく、などといったことは絶対に避けます。

それでは勉強時間が少ないと言われようと、何と言われようと、例えば午後から勉強すると決めたら何時から何時までと決め、その時間帯に出かけましょう。

カフェやファミレスは勉強しやすいのか

都心だとカフェが多くあり、そこで仕事や勉強などをする人が多いです。

ですが、カフェもまた、集中する環境ではありません。飲食をする場所であり、話し声も野放しです。人の話し声というのは意外と強烈に耳に入ってきますので、できれば話し声がしない場所がいいでしょう。

深夜のファミレスで人がいない時間帯、場所などならできるかもしれません。

逆にいえば電卓は使用可ですので、簿記などには使えます。実際にやっている人を見たことがあります。が、よくあの喧騒の中で問題解けるなと感心してしまいました。

第一、カフェでコーヒーなど飲んでいると料金的には有料自習室よりもお金がかかることになります。大量の勉強道具を持ち込むような場所でもないです。

有料で貸し出している自習室を借りる方法がある

こういったことから予備校に通って自習室を使うのがお勧めなのです。

しかしその予備校がちょっと遠かったり、すぐに満席になったり、授業をとらないと使えないことが一般的です。

これを解決するためには、貸し自習室を月極で借りることです。自習室だけをレンタルしてくれるサービスがあります。

だいたい相場で月に12,000円~16,000円程度で借りれます。これだと土日も平日も24時間利用ができる場所もあって効果的です。

ただし、これはよくあるのが、せっかくお金を出して借りたのだからと義務感で無理をして自習室にきてしまうことがあります。そういう時は、えてして全く集中できずにただ居るだけという最悪な状況になりがちです。

自習室にいくときは自分が最も体調がよく、勉強する気に満ち溢れた時に行かないと全く意味がありません。お金を出して借りたらはかどると思ったら大間違いです。

自宅は勉強に向いてない

自宅はいろんな私物がありすぎて、食事をしたり雑用をしたり寝てしまったりするので基本的に勉強に向いていません。

荷物をまとめて部屋から飛び出るのが一番効果的です。その際、あらかじめ勉強するものを準備しておいて、リュックなどに詰めておくことですぐに自宅を出ることができます。スマホ、タブレットは忘れずに充電をしておきます。

自宅は外と比べて騒音もなく、なんでも揃っていて一見勉強がはかどりそうに見えます。しかし、インターネットをしたり、お菓子を食べてみたりと、かなりだれてしまう危険性が非常に高い場所です。これは勉強効率が相当低くなることを意味します。

私はできるかぎり、自宅では勉強はせずに勉強場所を外に設けることが良いと思います。

でも、近くに予備校や図書館、有料自習室がない場合は、やむをえず自宅を勉強部屋に改造しないといけなくなります。やるのなら、机の上から勉強道具以外のものを一切片付けてからとりかかるしかないです。

自習室を確保する意味

よく進学校からレベルの高い大学にたくさん人が通るのは勉強する環境がよいからだと言われています。

ではやる気があるのに進学校じゃない人はどうするのか。自分で勉強するに最適な環境を作り出す、もしくは探し出すことで疑似的に環境を高くもっていくしかありません。

その一つとして誰にも邪魔されない環境、自習室の環境が大きくモノをいうと思います。スマホや友人を排除して、自習室でタブレットやノートパソコンで映像の授業(スタディサプリなど)を受けることもひとつの方法でしょう。

基本的に勉強は無音の中でやること

よく図書館やカフェでイヤホンで音楽を聴きながら勉強をしている人がいます。そういう人は全然頭に入ってないですから。仮に休憩中に聴いているのだとしたら、勉強したことが音楽を聴く分だけ抜けていきます。

他人でそうやっている人を見たら、リラックスして勉強できているなとは思わず、絶対に真似しないようにしてください。

それと同時にテレビも見ないこと、余計なCMや音楽が流れてきすぎです。

最強の環境は無音です。今までさんざん雑音を排除しておいて、自分から好んで雑音を聴いてどうするんでしょうか。好きな音楽は雑音ではないという理屈の意味がわかりません。

オリンピックの選手が競技の前に好きな歌手の音楽を聴いたら良い結果が出たというのを真に受けないように。その人は音楽を聴いてなくても金メダル取れている人です。

どうしてもテレビを見たい、音楽を聴きたいのなら、時間を極力短めに設定することです。こうすれば影響は最小限に抑えられます。

こういう大事なことをしっかりとクギを刺して言ってくれる人はほとんどいません。経験から得られたことなので私があえて強調しておきます。

まとめ

どこで勉強しようが勉強がはかどればどこでもいいと思います。

電卓を使う資格試験受験生→専門学校の自習室、有料自習室がお勧めです。ほとんどの有料自習室が電卓使用okです。

電卓を使わない受験生→図書館、専門学校の電卓不可の自習室、有料自習室がお勧めです。

電卓・ノートパソコンのタイピング音はかなり勉強を阻害してきます。できる限りそういう音がしないところを選びましょう。

あとは資格試験、大学受験などでいえますが、受験のピークに学力を最高にもっていくような勉強を心がけましょう。具体的には直前期は追い込みをしっかりとかけるため、いつもよりもうんと勉強時間を増やして頑張ることです。

そしてうんと増やした勉強時間を受けとめられるような、営業時間の長い自習室を確保するのがキモです。それができるのは有料自習室しかありません。

ここのさじ加減がわかってない人がよくやるのが、スタートダッシュから無理をして1日10時間以上勉強をしてしまいます。そういうのは長続きしません。

もし受験がある人は、できるだけ短期で終わらせるつもりでやること、仮に延びたとしても時間を区切ってその中で本気で打ち込むことがその後につながります。

受験が長引くとノイローゼ気味になる人もでてきます。

昔いた早稲田大学には図書館の地下に個室があってそこを自習室にしてた友人がいたのですが、その個室の換気扇のかすかな羽音が気になって気になって仕方がないと言って一生懸命ダメ出しをしていました。

そのことを聞いたとき、あ~この人勉強のしすぎでノイローゼになってしまってるんだな、となんともいえない気持ちになりました。

個室で閉じこもってやればこのように病む人もいます。かといって解放空間だと電卓のバチバチ叩く音がしたり、チック症の人の唸り声が聞こえてきたりし、どっちにしろ心が安らぐ空間はないのです。

上記のような勉強をしたことのある人しかわからない悩みがこれ以外にもたくさんでてきます。でも、なんとか打開する方法があるはずです。この記事がその助けになれば幸いです。

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