吸って吸って吸って
起きて、3本
朝ごはんをたべて、2本
メイクが終わって、髪をセットして、2本
家を出る前に、2本
駅に着いたら、予備の1箱を買って
帰ってきて、夜ごはんの前に1本
夜ごはんをたべて、2本
お風呂を溜める間に、2本
お風呂を出てから、1本
髪を乾かしてから、2本
だらだらしてる間に、5本
寝る前に、3本
もう減煙生活もしなくなった
彼氏もいつも通り、1日2箱の生活を送っている
やめる気、ある?
ない
煙草がない生活なんて考えられない!
人との待ち合わせには、会う前の煙草の時間を考えて余裕を持って向かうことができるし、カップ麺の待ち時間が4分や5分であれば、ぎり1本は吸えて嬉しくなる。
今や生活の全てに煙草が入り組んでいるので、その時間が無くなった場合わたしは今以上に暇を持て余してしまう。死んでしまう。世界を見つめる時間が、また増えてしまっては死んでしまう。
私は、煙草の先から出る煙と、私が吐いた煙の行方を追うのが好き。
特に意味はない。好きな理由もない。
ただ、羨ましいなと煙に思う。
自由に飛んで、たまに風に誘拐されるけど、意志のない感じがいい。
私も自我なしに、誰かに連れてかれて生きたい
好きな人の言うことだけ聞いて、生きたい
煙草さえくれるなら、私は監禁されたっていい
煙草がだめなら、あなたに依存させてほしい
わたしは人に依存できないから、煙草にどっぷり寄りかかって依存している
その煙草がなくなったとき、わたしは本当に崩れてしまう
人に依存するのが怖いのに、人に依存してる自分が嫌いなのに、また誰かに依存しちゃったら
考えるだけで怖い!このnoteを書きながらまた、煙草に火をつける手が止まらない!