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日が暮れてくる夕方の曇り空。
わたしは何を考えていたのか「超越したい」、「悟りたい」と思った。
「超越したい」という言葉は神からの啓示のように思われた。
前日まで作業所のことで、荒れ狂い水をかけたり、夜中に出かけたり、なぐったり、暴言を吐いてたのが嘘のように。
ヘビが脱皮するようにわたしも脱皮したかのようだった。
小説書きたい、作詞したい、ダイエット始めたい、ITパスポート取りたい、簿記取りたい、服欲しい、リップ欲しいと生きる欲が芽生えた。
もっと素直に書きたいんだ。
むきだしにこころのままに。
でもそれができてきたらきっとここまで苦労していないだろう。
このエンジンがいつ切れてしまうかが不安だ。
1日もつのかさえ危うい。
エンジンが切れたら自分が溺れてしまいそうな気がして。
でもわたしはやることを2つ決めている。
とりあえずはそれを実行するのみだ。