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死ぬまでに、あと何回の休日が残っているか?

アメリカの著述家、起業家、出版者、不動産投資家、映画製作者、美術品収集家、ダイレクトマーケティングや出版業界のコンサルタントとして知られているマーク・フォードさんのメルマガにこんな話が書かれていて、すごく
考えさせられました。

【死ぬまでに、あと何回の休日が残っているか?】

年を取れば取るほど
土曜の朝が好きになります。

その理由は、早起きで得られる
静かな孤独のせいかもしれません。

あるいは、仕事に行かなくていい
無上の喜びのせいかもしれません。

どちらにしても、
土曜の朝の最初の数時間は最高に楽しいものです。

数週間前、私は両手に
コーヒーと朝刊を持って
お気に入りのラジオを聴こうと
地下室に向かっていました。

その日、私は、
ある、深い人生の教訓を得たので、
その話をさせてください。

========

私はラジオのダイヤルを回して、
お気に入りのラジオ番組を聴こうとしました。

その途中で、年配の男性の声が聞こえてきました。
落ち着いた魅力的な声の持ち主でした。

彼は話し相手に
「1000個のビー玉」について話していました。

興味をそそられた私はダイヤルを回す手を止め、
彼の話を聞くことにしました。

「そうだなトム。
君は仕事で忙しそうだな。

きっとよい給料をもらっているんだろうが、
家族から離れて働かなければならないのは残念だ。

若い人が生計を立てるのに
週60時間も70時間も働かなければならないなんて、
信じられない。

娘のダンスの発表会に行けなかったのは残念だったな」

と彼は続けました。

「トム、ちょっと言わせてくれ。
人生の優先順位をしっかり見極めるのに
役立つ、ある一つの方法があるんだ」

そして、彼は
「1000個のビー玉」の説明を始めたのです。

「ある日、ちょっとした計算をしてみたんだ。

平均的な人は75歳くらいまで生きる。

もちろん、もっと長生きする人もいれば、
もっと短命な人もいるが、
平均すると人は75年くらい生きるんだ。

そこで私は75に52(1年間の週の数)をかけてみた。

すると3900になった。
これが平均的な人の一生の土曜日の数だ。

ついてきてくれよ、トム。
ここからが大事な部分なんだ。

私は55歳になるまで、
人生の残り時間を詳しく考えることはなかった。

55歳になるまでに、私は2800以上の土曜日を
すでに過ごしていたんだ。

75歳まで生きるとしたら、
残りは1000日ほどしか楽しめないと思ったんだ。

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