![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121321731/rectangle_large_type_2_f066100585f5169b661ef7ef700752ac.png?width=1200)
「水使いの森」庵野ゆき
表紙や題名のレイアウトから
少し大人っぽいなと
思い続編「幻影の戦」と
一緒に書店で
手に取りました。
です。
「庵野ゆき」と言うのは
ペンネームで、
愛知県出身の医師と
徳島県出身の
フォトグラファー
二人の女性による
合成ペンネームです。
最初
二人は、SNSで
意気投合したと言う。
本書を合作するまでは
二人とも小説を
書いたこともなく
熱心な読家でも
なかった
のだそうです。
二人を
ファンタジー創作へ
導いたのは
ゲームFFⅦだったと言う。
アンノさんはFFⅦが好きで、
ゲームを終わらせることなく
何百時間も遊び続け
システムや
ストーリーを
細かく分析し
さらに日本語版だけでは
飽き足らず
英語版にも手を出し、
プレイしながら
脳内では
サイドストーリーが
生成されていく。
有る時二人は、
ゲームの話になり
アンノさんが、
そのストーリーを
淡々と
話し当たり始めた。
口をはさむ間もなく
ユキさんは、
それがFFの正史ではなく
アンノさんの
空想であることを
知って唖然とし
「小説を書いたらどう」と
言ったそうだ。
その結果
合作が始まり
結果として
本書「水使いの森」と
続編「幻影の戦」
となったのだそうだ。
二人の女性の
仕事で培われた
スキルと経験が
ストーリー上
感じる事が出来ます。
世界観も
ストーリー展開も
面白く
この小説がゲームから
発想を得て
書かれたとは
驚きです。
私は、
ストーリー展開も
伏線や人物キャラクターも
楽しく読むことが
出来ました。
ぜひ「水使いの森」と
「幻影の戦」を
続けて読むことを
お勧めします。