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初めての夜行バス

先週末、新潟の友人の所に会いに
始めて夜行バスと言うものに乗った。

これまでは、
新幹線派で2~3時間の間に
駅弁を食べて過ごし
朝早く出掛けて
目的地に昼過ぎに到着し
夕方から夜早めの
新幹線で東京に
日帰りするようにしていた。

今回は、なぜ夜行バス
使ったのかと言うと
兎も角夜行バスと言うものに
乗ってみたかったのと
お金がなかったのと
一泊して、1日中友人の
お手伝いを
したかったことにある。

東京には、夜行バス乗り場が
いくつもある。
池袋、新宿、東京駅など
私が乗ったのは東京駅八重洲地下
バスターミナルだった。

八重洲地下バスターミナル11:45発
新潟駅南口6時着の便だった。

まず驚いたのは、
チケットがないことだ。

八重洲地下バスターミナルは、
初めてだったので、
心配性の私は、15分前集合なのに
4時間も前に八重洲地下バスターミナル
を確認して、とてもゆっくりと
八重洲地下街で、夕食を取った。
バスの運行に合わせてなのだと思う
21~22時ラストオーダーの
バス乗客向けの飲食店も多い。
それも日本全国から出店されているのも
とても楽しい。

バスがどの地方にどのくらい
出ているのかも
とても興味があったので、
1時間前にバスターミナルに行った。

3度目の驚きは、
八重洲地下バスターミナルから
ほぼ日本全国に深夜バスが出ていたことだ。
15分おきにいくつもある乗り場から
大阪、福井東北、京都全国各地に
バスがどんどん出発していく。
客層は、20代が一番多く30代40代50代と
かなり幅が有る。
終末だったこともあるのだろうが、
母娘や大学生と思われる人が目についた。

私が、乗るバスの集合時間になった。
4度目の驚きである。
名前を確
認するだけで、
名前を名乗って、あらかじめ
入り口に貼ってある座席表にある
自分の名前の席に座る。
自己申告なので、
別人が、乗っても分からないだろう。

これは、ミステリー小説に
使えそう、と思った。

新潟まで、途中3回の休憩が有った。
出発時間が、入り口に貼ってあり
人数は確認していたが、
出発時間に戻らない場合は、
途中下車したものとみなし
出発します。

とアナウンスが有った。
これもミステリー小説に
使えそうだ。

出発から6時間後新潟駅に着いた。
まだ誰も駅前には居ない。
新潟駅では、雷が迎えてくれた。
11月から年末には、この地域は
雷が多く灰色の低い雲に覆われる。

以前海の番組の撮影で、
ハタハタの産卵を撮影しに来た。
ハタハタはこの地域では、
別名雷魚と呼ばれ地域ならではの
おせち料理にハタハタが入る。

紫色の菊を食べるのも
この地域ならではだ。

朝6時に到着した新潟駅南口

早朝に到着し丸一日友人と仕事と飲みに供した。
かけがえのない充実した時間を過ごすことが出来た。
これも夜行バスだからできたのだと思った。

一夜明けて晴れて来た新潟駅周辺

帰りは、ローカル線で、長岡迄行き
長岡から新幹線に乗って東京に帰った。
長岡の駅弁と新潟の地酒雪鶴のワンカップを
愉しみながら帰った。

前の日に教えてもらった地酒


この新幹線で、今回の旅初めての乗車券と指定席券を
手にした。
チケットレスも凄いと思う。
ネットで予約すれば、このチケットも
手にすることは無い。