きのうの影踏み/辻村深月
本書は、辻村深月さんの短編現代ホラーちょっと怖い短編13作「母」を題材にした短編が収録されています。辻村深月さんと言えば、私は「かがみの孤城」が、記憶に新しい若手女性作家さんと記憶しています。
私は、かなりホラー・怖い話が好きで、ホラー・怖い話と言えば、宮部みゆきさん小野不由美さんの大ファンですが、本書、最終に収録されている「七つのカップ」は七人の著者による「七つのカップ」にも収録されている傑作だと思います。
辻村深月さんの怖い話は、宮部みゆきさんの妖怪・幽霊ものや小野不由美さんの本格ホラーものとも違い自分の周りにあつておかしくない現実に凄く近い感じが鳥肌ものです。
怖い物語、三女性作家は読者を魅了させてくれます。それぞれの作家さんの小説を愉しんで読ませていただきました。